SBJ銀行の裏キャンペーン！対象者限定の税引前金利0.75%の定期預金

韓国の新韓銀行グループのSBJ銀行からSBJ VISAカードを申し込んだ上で、円定期預金を開設すると「オンリーユー特別金利」が適用されるキャンペーンを行っています。ただし、このキャンペーンはSBJ銀行ですでに取引をしている人が対象で、対象者にはダイレクトメールが届いているはずです。

その金利は2年で0.55%（税引後0.438%）、3年で0.65%（税引後0.517%）、5年で0.75%（税引後0.597%）という今どきありえない高いものです。例えば1,000万円を5年預ければ税引後で59,700円×5年＝298,500円の利子がつくことになります。ちなみに、最低預入額は50万円で、預金保険の対象なので安心です。

このキャンペーン金利の適用を受けるには、お近くに店舗がない場合SBJ銀行コールセンターに電話をするしかありません。ネットで申し込みができないのはとても不便ですが、一種の裏キャンペーンなので表には出せないのでしょうね。

ただ、これだけの金利がついたとしてもSBJ VISAカードの申し込みが必要など結構面倒で、たいしてメリットのあるカードではないので、それだけのことをする意義があるのかどうか考えてしまいます。クレジットカードの申込書もSBJ銀行コールセンターに電話して送ってもらう必要があります。

SBJ銀行で気になるのは、日本語の使い方があちこちおかしくて、日本語の上手な韓国人が書いているのかなと思われる微妙な表現が多いことです。日本人が書いているとしたら、本当に下手な日本語です。この点は日本語がちょっと変な大韓航空などと同じ雰囲気ですね。

SBJ銀行は韓国系銀行ということで日本の銀行にはない不安もあるし、高金利を提示している銀行はどこであれ危なそうに感じられるので、預金保険の保証額の範囲内（預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息等）で利用していきたいです。

追記　実際に定期預金の申込書を取り寄せてみたのですが、新たに口座開設するというわけでもないのに通常の銀行の口座開設と同じ本人確認書類まで 必要です。住所と名前が記載された公共料金の請求書の原本とかなかなか手に入らないですよね。たかだか定期預金を作るだけでそこまでしないといけないのかと驚いてしまいました。SBJ銀行はコンプライアンスがしっかりしている点ではよいのかもしれないですが、日本の銀行とは文化が違うので戸惑うことが多いです。面倒くさいのでもう止めようかなと思い始めました。