2015年8月22日土曜日

バンコクで爆弾事件!イスタンブルで銃撃事件!タイ・トルコ旅行は中止すべきか?

2015年8月17日にバンコクのラチャプラソン交差点にある「エラワンの祠」で22人が死亡する爆弾事件が発生し、犯人も犯行動機も不明のままでバンコクに不穏の空気が流れています。その後、幸い死傷者は出ませんでしたが、BTSサパーンタクシン駅付近でも爆弾が爆発しました。こういうときに海外旅行を中止しようとするのが心配性の日本人の思考回路ですが、タイ旅行は中止すべきなのでしょうか?

今バンコクに行くのはなんとなく怖い感じがしなくもないですが、私なら旅行を中止しようなどとは全く思わないです。なぜなら広いバンコクの中でちょうど爆弾の爆発する場所と時間にそこにいるなんて、確率としては非常に小さいと思われるからです。

そもそも、この事件が起こる前からタイ、そしてバンコクには平時より一定の危険があり、今になって危険度が急上昇しているとも思えません。これまでタイは安全だったけど、この爆弾事件が起こってタイが危険になったと考えるのは大間違いでしょう。このくらいのリスクが許容できないなら、平時よりタイ旅行などしようと思わない方がいいです。


バンコクよりもむしろ不穏になってきたなと思うのがトルコのイスタンブルです。トルコ政府がクルド人とISISの両方を敵に回したのはいくらなんでもやり過ぎだと思っています。案の定、2015年8月19日にドルマバフチェ宮殿入口付近で銃撃事件が起こりました。イスタンブルの外国人観光客が多い有名観光地を今うろうろするのはちょっと怖いですね。

しかし、この状況でトルコ旅行を取りやめるべきかと言えば、やはりそうは思いません。広いイスタンブルの中で爆弾事件が起こったりする場所と時間にちょうどそこにいる確率はとても小さいと思われるからです。ただ、トルコもまた平時より一定の危険があり、今は危険度が若干上がっていると思われるので、注意は怠らない方がいいでしょう。トルコの中でも黒海沿岸部は安全度が高いので、こちらへ行くのもありだと思います。

それにしても、罪のない一般人を殺す爆弾テロは本当に卑劣です。文句があるならその国の首相や大統領と戦えばいいのに、軍や警察が取り囲んでいて勝ち目がないから一般人を爆弾で殺すなんてやることが間違っています。

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