2015年8月18日火曜日

これがJTBクオリティ?「るるぶフィリピン セブ島・マニラ」の内容にあきれた

私は海外旅行のガイドブックが大好きです。自分の力だけでは現地で見つけられることには限界があり、これがないと重要なものを見落としかねないです。ガイドブックを参照することで道に迷うといった無駄な時間の発生を防ぐことができ、貴重な時間の有効利用にもなります。

フィリピンのガイドブックは「地球の歩き方」以外にほとんど存在せず、この国への日本人の人気や関心のなさを示していると思っています。Amazonで何かないかなと探していたら、「るるぶフィリピン セブ島・マニラ」というのがあったのでKindle版を買ってみました。


しかし、この本の内容はひどかったです。リゾートホテルの紹介に多くのページが割かれ、それ以外の情報はほとんどないと言っていいほどです。総じて、フィリピン旅行には全く役に立たないと思われる薄っぺらでぺらぺらな内容でした。

現地の通貨の紹介もあるのですが、今ではほとんど見ることもない古い紙幣だけが掲載されています。おそらく、この本が現地取材なしで作られている、少なくとも現地取材なしで改訂を行っているのは間違いないと思いました。天下のJTBブランドの「るるぶ」のクオリティというのはこの程度なのでしょうかね?


「地球の歩き方」もガイドブックとしては万全とは思いませんが、実際に取材して作られているのは間違いないです。現地取材している人に会ったこともあります。海外旅行ガイドブック市場におけるライバル不在の「地球の歩き方」の独占はこれからも長く続くだろうなと思いました。

結局、「Lonely Planet Philippines」を追加購入しました。こちらは定番だけあって内容には安定感がありますね。

Lonely Planet Philippines
Michael Grosberg
Lonely Planet
売上げランキング: 9058

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