2015年8月21日金曜日

日本のオフィスが非効率な原因は判子とファクスと高齢者だった

楽しくもなんともない仕事は効率的にすませてしまって、自由時間をたくさん確保して人生を楽しみたいと思っていますが、日本社会は仕事の効率に関してあまりに無頓着だと思っています。仕事が遅くて残業をしている人が仕事に熱心だと評価されたりするのですから、日本社会は本当に滑稽ですね。

さて、日本のオフィスにおける仕事の効率を落としている二大巨悪が判子とファクスではないかと思っています。

ハンコの必要な書類が多いために、いったんプリントアウトしてからハンコを押して、それを宛先を書いた封筒に入れて郵送しなければならないのですから効率が悪いのは明らかです。判子さえ必要なければメールの添付ファイルで送れるのにといつも残念に思っています。


次なる無駄はファクスです。海外ではほとんど使わなくなったファクスが日本ではオフィスのみならず、家庭にまで浸透していることに驚きを感じざるをえません。ファクスが未だに日本に根付いているのは、時代の変化についていけない高齢者が使い慣れたファクスから離れられないためとされています。

オフィスの高齢者問題には紙にプリントアウトしないと読めないというのもあります。こういう人たちが紙の書類を要求するので、いつまでたってもオフィスの電子化が進まないのです。そういう時代遅れの高齢者はファクスとともにオフィスから一掃したくなりますね。


人口ピラミッドを見るまでもなく、この先高齢者が爆発的に増える日本では、ハイテク機器を使いこなせないばかりか、昔ながらの考え方や習慣や価値観を変えることができず、自分より年が若いというだけで若者を見下している、いわゆる「わくわく年金生活」の高齢者の存在によって、日本が先進国から転がり落ちるのではないかと危惧しています。

さて、実は判子とファクスというのはとても相性がよく、判子を押した文書を少しでも手軽に速く送ろうとすればファクスを使うことになってしまいます。そのため、役所のような判子に執着したオフィスほどファクスの利用も多いということになります。こういう時代遅れの化石のような機器がオフィスから一掃されて、効率的な仕事ができるようになることを願ってやみません。

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