クレジットカードでポイントやらマイルやら貯めているとなんでもクレジットカード払いにしたくなります。電気料金などの公共料金でもクレジット払いができるところが増えていますが、クレジットカードで払うべきか現金で払うべきかは冷静に判断した方がいいです。
クレジットカードで支払う客から手数料を取るのは加盟店との契約違反というのはご存じの通りです。しかし、電力会社はクレジットカードの支払いに対して実質的な手数料を取っています。
例えば、中国電力はとくとく振替プラン(口座振替割引契約)を用意して、口座振替をしている客の電気代を割り引いています。中国電力の割引は毎月54円なので、クレジットカード払いで得られるポイントやマイルが54円相当分ない人は損をすることになってしまいます。中国電力に限らず東京電力、関西電力などの電力会社もこういう割引をやっています。
私の電気代は毎月3000円ちょっとくらいなので、100円で2マイルのクレジットカードで60マイル貯まっており、1マイル=1円としてなんとかプラスになっています。しかし、100円で1マイルくらいのクレジットカードだと損をすることになってしまいます。
これとは逆に電気の使用量が毎月1万円くらいある人なら、クレジットカードで払った方が確実にお得になるでしょう。
電力料金などの公共料金のクレジットカード払いは損得をしっかり見極めた方がいいです。そして、電力会社のような公的企業が、秋葉原の安売り店の現金特価と同じ悪徳商法をやっていることに対して、私たちも声を上げる必要があるのではないでしょうか?
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