BIC SIMはIIJmioと基本的に同じサービスなのですが、IIJmioにはないWi2 300という無線LANサービスが付帯しています。こういうサービスの不毛地帯として知られる島根県内にもアクセスポイントがたくさんあるようなので期待は大きいです。そこで、このサービスが山陰一の大都会と言われるJR松江駅でどのくらい使えるのか調べてみることにしました。
Wi2 300には無料で使えるベーシックエリアと1時間につき税込100円のオプションエリアがあり、便利なところにあるものはオプションエリアとなっているものが非常に多いです。利用可能エリアはこちらで検索することができます。
ちなみに、ベーシックエリアとオプションエリアで使えるSSIDは以下のようになっています。たくさんあって非常にややこしいです。
[ベーシックエリア]
Wi2
Wi2_club
Wi2_free
mobilepoint
mobilepoint2
UQ_Wi-Fi
wifi_square
[オプションエリア]
Wi2premium
Wi2premium_club
JR松江駅はオプションエリアになっていますが、駅構内のスターバックスはベーシックエリアです。スターバックスにはat_STARBUCKS_Wi2というスターバックスのWiFiもありますが、これもWi2がアクセスポイントになっているようです。JR松江駅には松江商工会議所の縁むすびスマートナビ FREE Wi-Fiもありますが、これもやはりWi2がアクセスポイントになっています。
GWの混雑時にJR松江駅でアクセスしてみたところ、at_STARBUCKS_Wi2には全くつながりもしませんでした。縁むすびスマートナビ FREE Wi-Fiは10回に1回くらいつながるという感じでした。ベーシックエリアのWi2にはつながりましたが、たいへん遅かったです。
その後、混雑してないときにJR松江駅でアクセスしてみたところ、どのアクセスポイントにもつながりました。ただスピードはそれほど速くなかったです。これまで使っていたdocomo WiFiが非常に高速で安定していたので、それに比べると残念なスペックだなと思いました。
Wi2 300の優れている点は事前に端末のMACアドレスを登録しておけば、IDやパスワードを入力しなくても自動的につながることです。docomo WiFiでは端末が1台に限定されるので、スマホがアクセスポイントに自動接続されると、その間パソコンが使えなくて困るということがたびたびあったのですが、Wi2 300では同時に使うこともできました。
Wi2 300は、アクセスポイント(ベーシックエリア)の数、つながりやすさ、速度などの品質はBIC SIMの「おまけ」と考えればまずまずではないかと思います。しかし、確実につながらないという致命的な問題があるので、おまけ以上の価値があるとも思えません。今後もいろいろな場所で検証していきたいです。
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