2015年5月6日水曜日

ANA国際線特典航空券の新ルールで可能になったこと

ANA国際線特典航空券ではこれまで以下のような旅程は不可となっていました。これができないために、東京までは松江からJRの寝台特急サンライズ出雲などの別の交通機関で行って、東京で数日滞在してから、帰りにソウル旅行をして米子に戻るという旅程が組めませんでした。

東京→ソウル(目的地)→東京(24時間以内の滞在)→米子

ANA国際線特典航空券の新ルールではこのようなルートの予約が可能になっており、インターネットからでも予約できるようになっています。つまり、以下の旅程で東京とソウルの両方に行くことが可能です。

松江→(JRサンライズ出雲)→東京→ソウル(目的地)→東京(24時間以内の滞在)→米子

ANA国際線特典航空券の新ルールでは、提携会社特典航空券を使った場合に途中降機(24時間以上の滞在)が1回できるようになっています。そこで、東京-ソウル間でANA便ではなくアシアナ航空便を使えば以下のような旅程が可能になり、東京に数日滞在してから、ソウルにも滞在して米子に戻るという旅程も可能です。東京-ソウル間でANA便を使うと国内での途中降機(24時間以上の滞在)ができないので、東京に24時間以上立ち寄ることができません。

米子-東京(24時間以上の滞在)→(アシアナ航空便)→ソウル(目的地)→(アシアナ航空便)→東京(24時間以内の滞在)→米子

ANA国際線特典航空券の利用条件はこちらにあるので、よくよく読んで理解しておいた方がよいでしょう。お得なルートやお宝ルートが作られないようにがっちりルールが固められていますが、特に携航空会社特典航空券の方には必ず抜け道が見つかるだろうと思っています。何かいいルートがあったらぜひ教えていただきたいです(笑)。

1 件のコメント:

  1. 吉村先生、はじめまして。昨日偶然こちらのブログを見つけました。
    ANAのこちらのルール、私も最近気が付きました。
    FUK-CTS-OKA-ICN,GMP-HND-ISG-FUKが1.5万マイルなので、日本縦断のお得なルートではないかと思います。
    ただし、韓国国内線を追加しようとすると、その区間の方が必要マイル数が大きくなってしまうので発券が不可になる落とし穴があります。

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