2015年3月7日土曜日

日本郵便のスマートレターはスマートなのか?

クロネコメール便の2015年3月31日の廃止がすでに決定しています。クロネコメール便の後継としてクロネコDM便が始まりますが、ダイレクトメールなどを想定した法人・各種団体・個人事業主による事前契約を前提としたものに変わります。これまでのように個人がコンビニなどで発送することはできません。

クロネコメール便に代わるサービスがクロネコヤマトではなく日本郵便から始まります。スマートレターというもので、専用封筒のサイズが25cm×17cm(A5ファイルサイズ)で厚さ2cmまでというレターパックライトの小型版のようなものです。レターパックライトが360円なのに対してスマートレターは180円と半額になります。信書を送ることもできます。


ただし、スマートレターには追跡サービスがないので、これではほとんど意味がないと思いました。インターネットオークションなどでの利用を想定しているとのことですが、それならば送ったことを証明する追跡サービスは絶対的に必要です。信書が送れてもあまり意味はありません。いったいこれのどこが「スマート」なんでしょうね?もしかして、厚さが2cmまでと薄いからスマートなんですか?(笑)

クロネコメール便がすごかったのは、あの料金で追跡サービスがついていたことです。こんな中途半端なサービスでは到底クロネコメール便の代替にはなれそうにありません。

日本郵便にはすでに164円で追跡サービスのあるクリックポストがあります。こちらはYahoo!のIDが必要になるなど多少面倒ではありますが、追跡サービス付きで164円ならいろいろ使い道があります。

スマートレターは2014年4月3日から「東京都内の郵便局やコンビニエンスストアなどで発売し、店頭販売の全国拡大は秋ごろになる見通し」とSankeiBizに書かれていました。日本郵便は地方をどんだけなめているのでしょうね。

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