海外のATMでキャッシングしたら、ネットで帰国前に返済してしまうのが鉄板です。こうすることで金利の発生を最小にすることができます。日本にあるATMで返済するとATM手数料を取るカード会社もありますが、セディナカードならペイジーを使って手数料無料でネットから返済できます。
マニラの空港(NAIA 1)の両替所では1万円を両替して3,630~3,640ペソというレートが出ていました。両替レートの非常にいいアンヘレスのフィールズ通りに立ち並ぶ両替所では1万円が3,690~3,700ペソでした。
それではセディナカードのキャッシングではおいくらでしょうか?空港のATMで4,000ペソを引き出し、2日後にペイジーで返済しました。請求額は10,786円で、金利が10円だったので計10,796円です。つまり、1万円あたり3705.076ペソという計算になります。
マニラの空港両替所はレートがあまりよくないので、迷わずセディナカードでキャッシングした方がいいということがわかりますね。しかも、そのレートは市中最高レベルの両替所のレートよりもいいという恐るべき結果になっています。
これまで何十カ国という国でセディナカードでキャッシングしてきましたが、たいていいつもこんな感じです。ありがたいことに、現地のATMの画面に表示される手数料も請求されたことがありません。
ペイジーで返済する手順を説明するのは面倒なので、誰かがネットで説明してくれたらそこにリンクを張ろうと思ってましたが、そういうところが現れないので作ってみました(笑)。
最初に、OMC Plus 会員専用インターネットサービスにログインして各サービスから「ご入金受付」を選びます。
下のように「入金受付サービス Pay-easy(ペイジー)」という項目が現れるので、ここを選びます。ちなみに、ペイジーとは「税金や公共料金、各種料金などの支払いを、金融機関の窓口やコンビニのレジに並ぶことなく、パソコンやスマートフォン・携帯電話、ATMから支払うことができるサービス」のことです。
「ご請求分のご入金」「ご請求分除く残高のご入金」「全額分のご入金」という3項目が現れるので、いちばん右の「全額分のご入金」を選びます。
下のように支払い金額が出たら「申し込み」ボタンを押します。支払い金額がでないときはまだ処理中なのだろうと思います。だいたいATMの利用の2日後には出ることが多いですが、国によっては3~4日かかったこともあります。
続いてプルダウンメニューから金融機関名を選択します。私の場合は楽天銀行です。ペイジーが使える金融機関のリストはこちらにあります。
楽天銀行のロゴを押すと楽天銀行のインターネットサイトに遷移します。そこから先は楽天銀行のパスワードを利用して通常と同じようにログインし、流れに沿って送金手続きをするだけです。私は楽天銀行しか使ったことがありませんが、他の銀行でも同じだろうと思います。
この流れを海外滞在中に実行すればいいのですが、どこのWiFiを使うかはセキュリティー上気を付けた方がいいと思います。ワンタイムパスワードの設定をしている人は、パスワードが送られるメールを海外でも受け取れるようにしておかないといけないです。ややこしそうに見えますが、慣れてしまえば簡単だと思います。
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