2015年3月27日金曜日

プノンペンのイオンモールへ行ってきた

2014年6月30日に開業したイオンモール・プノンペン(←リンク先の公式サイトは派手に音楽が鳴るので注意)に行ってきました。今回カンボジアに来たのは、日本のニュースでも話題になっていたこのイオンモールに来るのが目的です(笑)。

トゥクトゥクに乗ってやって来ました。プノンペンの中心セントラルマーケットから3USドルです。


店内は吹き抜けのあるモダンなショッピングモールですが、全体的に作りが安っぽいのは日本のイオンモールと同じです。私は日本のショッピングモールは総じて東南アジアに周回遅れだなと思ってます。バンコクのサヤーム・パラゴンとかすごいですからね。1階をうろうろしている変なおじさんに「日本人ですか?」と二度声をかけられました。こういう人は相手にしない方がよさそうです。


日本をアピールするお店がたくさん入っていました。キティーのお店です。カンボジアではまだ流行っていないように思われます。


ノジマ電機が入っていました。「JAPAN STANDARD」とでかでかと書かなくてもいいのにと思うのですが、こういうのが品質のよさをアピールするのでしょうね。


ダイソーももちろん「DAISO JAPAN」として日本品質をアピールしています。商品はほとんど中国製なのにw。価格は1.9USドルと安くはありません。日本のダイソーはどうしてあんなに安いのかといつも不思議に思っています。


日本をアピールする仕掛けがこれでもかと店内にあります。


日本食のお店がたくさんありますが、丸亀製麺かと思ったら伊予製麺でした。伊予製麺なんて知らなかったのですが、ネットの情報によると丸亀製麺のぱくりと書かれています。


4階にはスケートリンクもあります。


このイオンではお客さんが少ない割に警備員がたくさんいることに驚きました。エスカレーターの動きがやたらに遅いのでいらいらすることもありました。カンボジア人がエスカレーターに乗り慣れていないからわざと遅くしているのかなと思いましたが、いくらなんでも遅過ぎます。


いちばん楽しみにしていた食品売り場(スーパーマーケット)です。トップバリュ商品もあります。カンボジアはドルが通貨として流通しているので、価格表示はUSドルになっており、支払いもUSドル札になります。カンボジア・リエルでも払えますが、その場合は1USドル=4,100リエルで計算されます。輸送にコストのかかる日本製の商品に限らず、それ以外の多くの製品も価格は日本より高いと感じました。今どきの日本は何もかも安いですからね。円安ということもありますが、今どきの東南アジアの物価の高さには驚くばかりです。

商品に日本語が書かれていてもカンボジア人には読めないわけですが、日本語が書かれていることが高品質の証となっているのは、タイや台湾といったアジア各国のお決まりごとです。これには「JAPAN」と書くのと同じ効果があります。ただ、日本製品を売っているわけではない現地企業までもが怪しい日本語を使うことも増えてきました。香港の「優の良品」とか日本語としては意味がわからないですね。





「お客さま感謝デー」のようなものもあるようです。ここではWAONはもちろん使えませんが、メンバーカードがあるようでレジで持っていますか?と尋ねられました。


お寿司がおいしそうでしたが、高いのでとてもではないですが手が出ません。日本のように閉店時間が近づいたら半額になったりするのでしょうかね?スーパーマーケットの営業時間は8:00~22:00らしいです。もし滞在中に機会があれば半額になるかどうか調べに行きたいです。



カンボジア産と思われる納豆(1.3USドル)が売られていたので、買ってみてホテルで食べました。日本で食べる納豆と遜色ない味でした。



日本のイオン食品売り場ではお店のスタッフが奥の部屋に入るときにお辞儀をしていますが、ここでもカンボジア人スタッフがお辞儀をしていました。よく教育が行き届いていると思いました。

プノンペンのイオンモールの商品価格は総じて日本よりも高いという印象です。私は将来物価の安い東南アジアに移住したいと思っているのですが、日本食を食べるなど日本にいるのと同じような生活をすれば、生活コストは軽く日本の2倍くらいになってしまうでしょう。カンボジアなら安いかもと思っていたのですが、イオンモールに限らず物価は高く、結局日本で暮らすのがいちばん安上がりなんだろうなと思いました。

追記 イオンモール・プノンペンに土曜日の夜に再び行ったら平日とは違ってお客さんでいっぱいでした。カンボジアにお金持ちが増えていることが実感できました。エスカレーターが異常に遅いのは下りだけのようでした。

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