2015年3月27日金曜日

プノンペンの吉野家で牛丼を食べてみた

私はごはん(お米)が大好きです。麺類も好きですが、パンはあまり食べません。アジア人はやはりお米だなと思っています。

日本のお米は世界一美味しいと日本人の間では信じられていますが、それは本当なのでしょうか?昔日本が米不足になったときにタイ米が輸入されたのですが、それが全然おいしくなくて日本人に不評を買い、やはり日本のお米は世界一ということになったようです。お米の味には日本人のプライドもあるわけですが、お米を融通してくれたタイ人にはずいぶん失礼なことをしてしまったと思っています。

日本のお米が美味しいというのは日本の気候風土や料理法と深く関係しています。焼きめしにするならタイ米の方が明らかに美味しいと私は思っています。日本のように白いお米を炊いて食べるなら日本のお米が絶品です。とはいえ、カリフォルニア米は今や日本のお米と遜色のない味なので、日本のお米が世界一というのはないなと私は思っています。プノンペンでそんなことを考えさせられたのは、イオンモール・プノンペンで吉野家の牛丼を食べたときでした。

海外で食べる吉野家の牛丼は発展途上国であっても結構なお値段です。プノンペンでは牛丼並盛が3.5USドル、大盛が4USドルです。1USドル=120円とすると、それぞれ420円、480円となります。日本では並盛が380円、大盛が550円なのでいい勝負かなと思いました。

イオンモール・プノンペンの吉野家ですが、全くお客さんが入っていませんでした。吉野家は日本のマクドナルドになるなどと宣言していましたが、海外ではかなり苦戦していると思います。このお店も店頭に忍者を配置するなどしてアピールしていますが、牛丼などというわけのわからないものを食べたいと思うカンボジア人は少ないと思います。



この吉野家ではお金を払ったら最近日本でよく見かける呼び出し機を渡されます。牛丼の調理には時間がかかり5分以上待たされました。その後も呼び出し機は鳴らず、店員さんが牛丼大盛をトレーに載せて運んできてくれました。お客さんは私だけですから暇なんでしょうね。



牛丼を一口食べて安心したのは肉がおそらく日本と同じ米国産のものだろうと思われたことです。東南アジアでは牛肉と言えばまずい水牛肉が多いのですが、吉野家では日本の味が守られています。逆にこれはだめだと思ったのは明らかに日本のものとは違うお米です。お米も日本から運んで来ないと、これでは牛丼全体が全然美味しくありません。牛丼に合うのは明らかに日本のお米(あるいはカリフォルニア米)ですね。

プノンペンの吉野家の牛丼は「うまい、やすい、はやい」ではなく「まずい、たかい、おそい」だなと思いました。

カンボジアに日本の牛丼が定着するにはまだまだ時間がかかると思います。子供の頃から味に慣れさせていかないといけないわけですから、それには何十年という時間を要するでしょう。そういう取り組みが見られない海外の吉野家を見ていると、それだけの覚悟で海外進出をしたのかなと時々疑問に思います。

追記 土曜日の夜に再び行ったら子供を集めてイベントをやっていました。カンボジアの子供に牛丼の味を教え込ませる戦略が着々と進行しているようです。

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