海外でクレジットカードを使うと外貨から円に換算されて請求が来ます。VISAやMasterのみならず、日本のカード発行会社もここでがっつり手数料を取ってくるので、海外で使うクレジットカードのブランドはよくよく選んだ方がいいです。
どのブランドのクレジットカードのレートが有利なのか比較したサイトも多数ありますが、それらの情報を総合すると概ねMasterが最も良くて、その次がJCB、最も悪いのはVISAのようです。アメックスやダイナースはさらに悪いという情報が多いのですが、今回は全く検証していません。
VISAカードの為替レートはExchange Rate Calculatorでわかります。この前オークランド(ニュージーランド)でSky Towerに上るために使ったVISAカード(MileagePlus MUFGカード ゴールドプレステージ Visa)のレートは1NZドル=91.179円でした。この計算サイトで計算すると1NZドル=89.718812円なので、MUFGカードが1.628%の手数料を取っていることがわかります。
一方、セディナカード(ブランドはVISA)を使ったキャッシングでは金利を差し引くと1NZドル=89.71579円でした。これは上記の計算サイトの1NZドル=89.718812円と非常に近いです。おそらくセディナカードは金利以外一切の手数料を取ってないのでしょうね。ANZがATM手数料として3NZドルも請求していたというのに、それをセディナカードが負担してくれて、私が払ったのはたった50円の金利だけということです(笑)。
Masterカードの為替レートはMasterCard Currency Conversion Toolで計算できます。これによると上記のVISAカードを使った日は1NZドル=88.348918円となっています。つまり、VISAカードの方が1.55%レートが悪いということになります。これはVISAカードのかなり致命的な弱点と言えるでしょう。ただし、Masterカードは売上げが上がるのがVISAより遅いとの情報がネットにあります。そうだとすると、キャッシングの繰り上げ返済には不利ですね。
JCBカードの為替レートは海外でのお取り引きにおける基準レートにありますが、当日のレートしか出ていないので、過去に遡って上の利用日で比較することができず残念です。JCBが使えるお店ならVISAで払うよりもお得になる可能性があることは知っていた方がよさそうです。
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