レンタルCD/DVD屋は実は延滞料金で稼いでいる？宅配の楽天レンタルにご注意

TSUTAYAやゲオのようなレンタルCD/DVD屋さんは近頃はほとんどのスペースを韓流ドラマに占められてしまっており、ちょっと昔の映画を見たいと思っても見つからないことが多いです。もしかすると、どこかにあるのかもしれませんが、CDやDVDがぎっしり並べられた棚から目的のものを見つけるのも難しいです。

そもそもレンタルCD/DVD屋さんに棚なんていらないのではないかと思っています。端末を操作して自動販売機のような端末から希望するCDやDVDが出てくるようにすればいいのではないでしょうか？レンタルCD/DVD屋さんに行く前にオンラインで予約しておいて、暗証番号を入れたら受け取れるようにしておいてくれたらいいのにとも思います。

ブロードバンドのスピードが上がれば、ドラマや映画はオンデマンドで簡単に見られるようになるので、近い将来街のレンタルCD/DVD屋さんは消滅すると思いますけどね。

さて、ブロードバンドによるオンデマンド配信が発展途上である今現在、欲しいタイトルをネットで選ぶと送ってくれる宅配レンタルはとても便利です。楽天レンタルは旧作だと1枚10円とか0円のキャンペーンやクーポンがあって非常にお得感があるのですが、あの悪魔の楽天が見返りもないのにこんな大盤振る舞いをするなんてありえません。これだけのことをしても利益が出るビジネスモデルが裏にはあると考えるべきです。

楽天レンタルで注意すべきは延滞料金が1日につき1枚100円と高いことです。スポットレンタルは発送完了日から返却確認完了までの11日間（配送センター必着）なのですが、こちらに届くときは追跡機能のあるポスパケットですぐ届くのに、こちらから送るときはゆうメールなので時間がかかります。追跡機能もないので発送後になくなったら補償もありません。

郵送に必要な日数を考えると、そんなに長くは借りることができないので、延滞料金を払うリスクを避けるためには早めに返却することが必要です。しかし、楽天レンタルはキャンペーンやクーポンでレンタル枚数を増やすように煽っており、それは延滞料金を払わせることを狙っているのだろうなと思っています。

例えば、今私のアカウントにはスポットレンタルで使える「旧作DVD・AV15枚無料」というクーポンが出ていますが、15枚レンタルするとすべて見るのもたいへんなので延滞のリスクが高まります。そして、15枚を延滞したら1日につき1,500円払わなければなりません。楽天レンタルのこういうクーポンが延滞料金狙いであることは間違いありません。

延滞でこれだけぼったくられるのだから、返却時の郵便事故でDVDがなくなったらどうなるのかということが気になります。こちらにあるように楽天レンタルでは昔は郵便事故の場合は請求はされないことが明確だったようですが、今ではこの記述がFAQから消えているようです。下手をすると、紛失・破損時の規定通りにDVD1枚につき5,000円、CD1枚につき3,000円を払わなければならなくなる可能性もあり、楽天レンタルは怖いと思わずにはいられないです。

楽天レンタルのような宅配レンタルは確かに便利なのですが、返却したのに届かなかったというトラブルに巻き込まれるかもしれません。それを思うと、宅配レンタルはできるだけ避けて、近所のレンタルCD/DVD屋さんを使うようにした方がいいと思っています。