スーパーマーケットでは、マヨネーズも醤油もポテトチップスもドレッシングも卵もジュースもみんな容量の小さな使い勝手のよさそうなものより、容量の大きなものを買った方が単価としては安くなります。しかし、大容量のものは使い切れない不安があるので、価格差がなければ容量の小さいものを選びたいところです。
同じ商品でも大容量のパッケージを買った方が容量当たりの単価が安くなるのは私たちの世界では常識ですが、ビール系飲料では必ずしもそうはなっていないことに驚きます。
例えば、イオンでとある人気の発泡酒の350ml缶×24本の値段は税込2,471円でした。一方、500ml缶×24本は税込3,777円でした。1mlあたりの単価は、350ml缶では0.294円、500ml缶では0.315円となり、350ml缶の方が6.5%安いという逆転現象が見られます。これ以外の銘柄でも両者の容量当たりの単価にはほとんど差がないように見えました。
このような逆転現象が発生する理由は、350ml缶の方が売れ筋なので小売店間で競争が激しく、価格が下がっていることがあると思います。
500ml缶だと飲み残したり飲んでいるうちにぬるくなったりすることがあることを思えば、単価がほぼ同じなら350ml缶を買った方がいいでしょう。アルコールは体によくないし、飲み過ぎないようにするためにも350ml缶を買った方がいいでしょうね。
興味深い考察でした。
返信削除気になったので350ml缶と500ml缶の販売割合をネットで調べたところ、公的な統計や
ビール会社や製缶メーカーの公表資料には記載はありませんでした。
そこでビール会社のお客様相談センターに電話したところ、最大手のA社は、「具体的な
数字は把握していないが、350ml缶と500ml缶の割合は7:3~8:2くらい」と回答して
くれました。
やはり350ml缶の方が圧倒的に売れているようです。
ちなみにK社は「公表していない」とのあっさりした答えでした。
7:3~8:2というのは実感に合うものでした。500ml缶を買っても何もいいことはないのだから、もういらないと思います。
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