2015年9月7日月曜日

Airbnbでマニラのコンドミニアムに宿泊してみた

個人所有の宿泊施設が登録されているAirbnb(エアービアンドビー)というサイトが日本でも日本でも話題になっています。ただ、日本では旅館業法など既存の法令に抵触する可能性があるので、こういう宿泊形態はグレーゾーンであるとされています。しかし、シェアリング・エコノミーという世界の潮流から日本が取り残されないよう、Airbnbのための法改正すら必要ではないかと思っています。

マニラ首都圏のパサイにある投資用コンドミニアムをAirbnbで予約して、数日間滞在してみました。予約までの話は過去記事「暮らすように旅をしよう!Airbnbで宿を予約してみた」をご覧下さい。

そこはフィリピンのお金持ちが投資用に購入したと思われるSea Residenceという物件で、マニラでは知らない人はいないのではないかというほど有名です。タクシーの運転手もパサイのSea Residenceと言えばわかってくれました。

この物件はモール・オブ・アジアまでは徒歩10分くらいというとても便利な立地にありました。1階にはコンビニ(ミニストップ)もあります。ニノイ・アキノ国際空港からはタクシーで30分程度ですが、渋滞している時間帯はもっとかかるだろうと思います。部屋の窓からは空港がかなり間近に見えました。



このコンドミニアムはセキュリティがしっかりしており、事前にパスポートの画像をオーナーにメールで送って登録をしてもらわなければなりません。ここに到着したら受付で名前を確認されます。ロビーはとても広々として快適なスペースです。


ホストはこのコンドミニアムに複数の部屋を所有しており、ご自身もここに住んでいるというお金持ちそうな人でした。

部屋は日本のワンルームマンションのような小さな部屋をさらにベッドルームとリビングに分けているので非常に狭く感じますが、その代わりに機能的ではあります。問題があったのはシャワーの水圧が弱いことです。ただ、マニラの水道は漏水と盗水のため水圧が弱いのは日常的であり、これは仕方がないのかなとも思います。マニラでは水がたくさん使われる時間帯には水道の水が出ない家庭もたくさんあるようです。

生活に必要な家電製品は一通り揃っているのですが、日本人の感覚からすると、冷蔵庫や電子レンジはずいぶん安っぽいものを使っているなと思いました。特に海外の安宿で見られる下の写真のタイプのエアコンは最悪で、音がとてもうるさいです。エアコンを切れば暑くて寝られないし、エ アコンをつければうるさくて寝られないので寝不足になってしまいます。







このコンドミニアムのハイライトはなんと言っても中庭にあるプールです。ホテルなどには水が汚くて泳ぎたくなくなるプールもたくさんありますが、ここは水がとてもきれいでとても気持ちのよいプールでした。水不足のマニラでこんなに贅沢に水を使っていいのだろうかと心配になってしまうほどでした。



ちょっと困ったのはコンドミニアムの周辺で客待ちをしているタクシードライバーはメーターを使わずにぼったくろうとする悪質なクズばかりだったことです。マニラでまともなタクシーを見つけるのは本当にたいへんです。

この部屋を退出するときですが、ホストに連絡をしたら、ロビーで待ってるからそこでカギを渡してくれたらいいと言ってくれました。このように信用してくれたのはありがたいのですが、部屋の何かが壊れていたなどと後々トラブルになるのは困るので、部屋をチェックして下さいとお願いしました。

さて、Airbnbでは宿泊後もちょっとたいへんな仕事があります。滞在のレビューを投稿することです。今回のホストもいいレビューを書いて欲しいと期待しているようでした。実際、今回の滞在はとてもよかったので、ホストに喜んでもらえるレビューを残してあげたいと思いました。そこで、英語で長文のレビューを書いておきましたが、これは間違いなく重労働です。

この次はフィリピンのセブ(マクタン島)のコンドミニアムをAirbnbで借りてみるつもりです。Airbnbがばらまいていた無料クーポンの罠にまんまとはまってしまいました(笑)。

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