2016年1月2日土曜日

海外ホテルを予約する際には税金とサービス料に気を付けましょう

エクスペディアでフィリピンのホテルの予約をしていて気づいたことがありました。ちょっと高級なホテルに泊まると税金が妙に高いのです。これまであまり気にせずに元の宿泊料が高いんだから定率を掛けた税金も高くなって当たり前なんだろうなと思っていたのですが、どうもそうではないようです。

エクスペディアでマニラのKabayan Hotelというところを予約したところ、宿泊料が6,632円なのに対して、税が12%かかって796円が加算されています。ところが、7,705円のNetworld Hotelにすると、税が1,772円になっています。つまり、税が23%になっているということです。えええーっ!どうして??


その理由を調べてみたところ、フィリピンの付加価値税(value added tax)は12%となっていました。Kabayan Hotelでは12%の付加価値税しかかかっていませんが、Networld Hotelは12%の付加価値税に加えて、1%の地方税(local tax)と10%のサービス料がかかっているようです。どちらのホテルもパサイ市にあるのに、どうしてKabayan Hotelに地方税がかかっていないのかわかりませんが、おそらくホテルの宿泊料に含まれているのでしょう。

それにしても、宿泊料は1,000円くらいしか変わらないのに、サービス料の有無によって両ホテルの宿泊料には大きな差が生じてしまいました。Networld Hotelはいわゆる日本人宿で、カジノがあってスタッフも親切で居心地のいいところなのですが、こんな落とし穴があるとは思ってませんでした。フィリピンに限らずホテルを予約する際にはいくら税金とサービス料がかかっているのか十分注意した方がよさそうです。フィリピンの場合は明らかにサービス料がかからないホテルに泊まった方がお得です。

Red Planet Hotelsのサイトに税金の一覧があるので、リンク先を見てみるとインドネシアでは付加価値税はなく地方税が10%、フィリピンでは付加価値税が12%で地方税が0あるいは1%、タイでは付加価値税が7%で地方税が0あるいは1%となっています。那覇(沖縄)は付加価値税が0%で地方税が8%となっていますが、付加価値税の方を8%にすべきではないのかなと思いました。(厳密には消費税(国税)が6.3%で、地方消費税が1.7%という内訳らしいです。)

これまでエクスペディアの言いなりに「税」を払っていましたが、これからは税・サービス料が何%なのか厳しくチェックしていきたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿