2015年2月22日日曜日

ANA/JCBカードが終わっている件

長年JCBのANAスーパーフライヤーズカードがメインカードでしたが、最近三井住友VISAに切り替えました。JCBには思い出と思い入れがありましたが、マイルを貯めるクレジットカードとしてはもう終わっていると思います。


常識中の常識ではありますが、JCBは海外ではほとんど使えません。こんなカードは海外に持って行っても意味がないです。持って行って意味があるのはハワイくらいかもしれないですね。アラモアナセンターから出ているワイキキ・トロリーのピンクラインに無料で乗車できます(笑)。


ANA/JCBカードは日本国内でせっせと使ってもマイルがなかなか貯まりません。2015年4月1日にマイル移行手数料が2,000円から5,000円へと2.5倍の値上げになる10マイルコースで、1,000円=1ポイント=10マイルです。これだけでもANA/JCBを止める理由になります。5マイルコースならマイル移行手数料は無料になりますが、1,000円=1ポイント=5マイルしか貯まりません。

JCBには前年度の利用実績に応じてランクが上がるJCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)というシステムがあり、前年度に100万円使ってスターαになるとOki Dokiポイントが20%アップ、300万円使ってロイヤルαになると25%アップします。

ただし、JCB STAR MEMBERSでもらえるボーナスポイントは通常レートでマイルに移行することができません。「Oki Dokiポイントのボーナスポイントは、500ポイント以上1ポイント単位でOki Dokiポイント 1ポイント=3マイルの移行レートでマイレージに移行できます」と書かれています。これなら漢方スタイルクラブカードを使った方がまだいいですね。

こんなにルールを複雑化してまでJCBはマイルをあげたくないのかなと思ってしまいます。おそらくANAのマイルはかなり単価が高くて、JCBのビジネスとして厳しいものがあったのでしょうが、これではマイラーはついていかないと思います。ANAカード30周年記念デザインのカードも出ていますが、こんなのに釣られないようにしたいものです。


ANA/JCBはオワコンですが、唯一の例外はポイントサイトからのポイント移行でANAマイルが貯まるソラチカカードです。このカードはショッピングには利用しないでソラチカルートを使うために持っておくだけでいいでしょう。ANA/JCBは2枚持つことができないので、ソラチカカードを持つためにも、三井住友VISAのANAカードへ旅立たれることをお勧めします。

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