2015年1月8日木曜日

海外旅行時の再両替の方法

海外旅行時に訪問国を出国するときには余った外貨をどうするかが悩ましいです。私は米ドルやユーロなどの主要先進国の通貨はそのまま持って帰ります。どうせいつでも使えるし、東南アジアなどで非常にいいレートで現地通貨に両替できるので、(もちろん為替レートの変動の影響を受けてしまいますが)持って帰った方が有利です。

この前訪問したメキシコやボリビアのような国の通貨はなんとして両替して帰りたいところです。新興国の一角にあるメキシコはともかく、ボリビアの通貨なんてただのゴミですからね。

再両替のときは言うまでもなく米ドルに戻した方がいいです。日本円に戻すとレートは悪いし、お札のない1,000円未満は切り捨てになってしまうし、1ドル札という小額紙幣がある米ドルに戻さない理由がわかりません。日本円に戻している人もときどき見かけますが、たいてい団体ツアーで来ている情弱なおじちゃん、おばちゃんですね。

さて、米ドルに戻すとしてどのように戻すのがいいでしょうか?余った現地通貨を窓口に全部出して「US dollar, please」と言いますか?

私はそういうのもあまりお勧めしません。なぜなら紙幣にならない1ドル以下のお金が切り捨てられて、両替屋に没収されてしまうこともあるからです。私はこれまで何度もそういう目に遭い、そのたびにうれしそうな両替屋の顔を見ることになりました。

そういうことにならないようにするためにはどうすればいいでしょうか?下の写真はメキシコシティーの空港にある両替所のレートです。両替所を全部見て回ったのですが、ここがいちばんよかったです。


この両替所ではコミッション(手数料)はないので、15.10ペソが1USドルなります。私の手持ちは82.5ペソでした。そこでまず計算して75.5ペソを出せば5USドルなることを事前に確認しました。

「I need 5 US dollars」と窓口で言ったら75.5ペソと計算結果がモニターに出てきたので、ちょうど75.5ペソだけを払い、5USドル札を受け取りました。残った7ペソ分の硬貨は日本に持って帰りました。これはもしかすると次回使えるかもしれません。

もし、この両替所で82.5ペソを出していたら、5USドルと7ペソが戻ってくるという保証はありません。7ペソは戻ってくるかもしれないし、没収されるかもしれません。それならこちらで事前に計算しておいて、(起こりうる)没収額が少なくなるようにした方がいいわけです。このようにすることで、実際に両替する前に思わぬコミッションがかかったりしないかを確認できるという利点もあります。

海外での両替はお金をだまし取られないように本当に神経を使いますね。こんなところでいいカモにならないよう、しっかり自己防衛したいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿