2015年1月16日金曜日

スイスフランで儲かった人、損した人

昨日スイスフランが超絶に暴騰するという歴史に残るような事件がありました。これまでスイスフラン高を阻止するためにスイス国立銀行(中央銀行)は無制限介入で1ユーロ=1.20スイスフランに為替レートを固定していました。ところが、最近ユーロとスイスフランが米ドルに対して下落していたこともあり、出口を探っていたスイス国立銀行は無制限介入の中止を突然発表したのです。


しかし、そんなことをすると為替相場はたいへんなことになります。昨日のチャートを見ると一時的にとんでもないことになっており、これで資産を吹き飛ばした人もたくさんいるようです。FX会社から追い証を求められるという事態もおきているのだとか。昨日ネットで「明日は電車が止まる」とあちこちに書き込まれていた意味がようやくわかってきました。


しかし、一方で億単位のお金を一瞬で手に入れた人もいるようですね。「仕事止めます」(笑)といううらやましい人も出ています。「スイスフラン騒動で大儲けした人と大損した人の阿鼻叫喚の叫びまとめ #fx」がリアルすぎて怖いです。

FXでは通常資金が底をついたらロスカットされるので追い証は発生しないのですが、今回のような急激な変動ではロスカットが間に合わないことがあって怖いです。私も長期保有のポジションにストップは入れたことはないですが、こんなときのために入れておいた方がよいのかもしれません。入れても無駄かもしれませんが、入れないよりは安全でしょうね。

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