2014年10月30日木曜日

ANA My Choice、誰が使うの?

久しぶりにANAの国際線に乗って、ANA My Choiceから有料のジュースがなくなっていることに気づきました。無料のドリンクがあるのだから、わざわざお金を払って飲む人はいないのでしょうね。


ANAはコスト削減のために国内線の飲み物をかつて全面的に有料化しました。JALも追随するだろうと考えていたようですが、JALはそれには追随せず、ANAのサービスの悪さだけが目立つようになりました。

ANAの飛行機に乗ってもCAさんはやることもなく手持ちぶさたで、毎回毎回寒々しいフライトだなと感じていました。ANAもさすがに反省して少しずつ無料のドリンクが戻ってきました。今ではコーヒー、ANAオリジナルビーフコンソメスープ、アップルジュース、日本茶(温・冷)、ミネラルウォーターが選べます。


ANA My Choiceにはビールとおつまみで500円、ホタテのチャウダー500円といった有料メニューがありますが、これを注文している人もほとんどいないですね。こんなんで採算は取れているのだろうか?意地になって続けているだけではないだろうか?と思ってしまいます。

ANAは喫茶店などの価格を参考にして、このくらいなら買ってもらえるだろうと考えたようです。しかし、このような考え方はあきらかに間違っています。なぜなら、私たちが喫茶店を使うときは疲れたのでちょっと休むところが欲しいといった「場所」にお金を出しているからです。東京など大都会のスタバなどは特にそういう使われ方をしていると思います。

一方、飛行機の乗客には座席が割り当てられており、それに対してすでにお金を払っています。それなのに飲食物だけのために500円は高いと感じられると思っています。国内線は飛行時間も短く、ちょっと我慢すれば目的地に着いてしまいます。しかも、無料のドリンクもあります。この状況で500円くらい払ってもらえると思っているなら、ANAは考えが甘いとしか思えませんね。

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