クロネコヤマトのメール便は2015年3月で廃止になりましたが、法人や個人事業主ができるクロネコDM便ができたので、未だにメール便と同じようなカタログなどが届きます。クロネコメイトという配達員が、こういうDM類を郵便受けに無理矢理ねじ込んで行くのにはたいへん困っています。どうにかならないのでしょうか?
さて、メール便がなくなった後クロネコヤマトが始めた宅急便コンパクトがお得なのかどうか検証してみることにしました。
このサービスは専用BOXあるいは専用薄型BOXをクロネコヤマトから購入して送ることができて、投函ではなく手渡しで配達するというレターパックプラスに類似したサービスです。レターパックプラスは全国一律510円ですが、宅急便コンパクトは配達距離によって運賃が異なってきます。
松江(中国)発だと中国、関西、九州は594円(税込)で送ることができます。ただし、専用BOX、専用薄型BOXはどちらも65円(税込)で購入しなければなりません。こうなると、レターパックプラスに対する優位性はほとんどないかのように見えますが、以下のような割引が適用になります。
・クロネコメンバー割
クロネコメンバー割で決済した場合、本体価格より10%割引。
クロネコメンバー割BIGの場合、本体価格より15%割引。
・デジタル割
弊社店頭端末「ネコピット」で送り状を作成した場合、1個につき、合計金額より50円引き。
・持込割
ヤマト運輸直営店、取扱店へお持込みの場合、1個につき、合計金額より100円引き。
デジタル割と持込割で計150円の割引はカンタンに受けられるので、最安区間の運賃は594+65-150=509円となり、レターパックプラスに並びます。これにクロネコメンバー割(10%割引)をつければ449円まで下げることができます。648円の区間なら648+65-150=563円になります。これにクロネコメンバー割(10%割引)をつければ498円になります。
下の表にはクロネコメンバー割BIG(15%割引)を適用したときの運賃が書かれていますが、50,000円のチャージが必要なので、これは普通の人には使えないでしょうね。私には5,000円のチャージが必要なクロネコメンバー割ですらためらわれます。
結局のところ、クロネコメンバー割を使わないのであれば(私は使うつもりはありません)、レターパックプラスの方がお得という結論でいいでしょう。ただし、宅急便コンパクトには、レターパックプラスにはない30万円までの補償がついています。そのあたりも考慮してどちらで送るか考えた方がいいと思います。
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