2014年12月2日火曜日

JALマイレージバンクサービスリニューアル

JALかANAかと言われると、私の場合は最強スターアライアンスのANAを使うことが圧倒的に多いです。JALはオンラインでの国際線特典航空券の予約機能が低く、JALのマイルが使いにくいというのもあります。

しかし、自民党と国土交通省を味方につけた昨今のANAの傲慢ぶりは目に余るものがありますね。民主党政権の下で再生したJALを自民党政権といっしょによってたかっていじめているかのようです。虎の威を借る狐と言えばいいのでしょうか。スカイマークとJALのコードシェアですらつぶされそうですが、いったいこれの何が問題なのでしょうか?

さて、「JALマイレージバンクサービスリニューアル」が先日発表されていました。世界中で航空会社のマイレージサービスは改悪を続ける一方なので、今回もきっとそうなのだろうと思ってましたが、基本は改悪ですが、改善もあるという内容でした。


最悪なのは2015年11月1日以降「JAL国際線 特典航空券」のビジネスクラス・ファーストクラスの必要マイル数が大幅にアップします。出国・帰国の曜日によっては引き続き従来のマイルでこれらのクラスを利用できる制度もできました。

2015年4月1日よりJAL電話予約センターと市内カウンターにおけるJAL国際線特典航空券およびJMB提携社(アメリカン航空(AA)・エールフランス航空(AF)・ブリティッシュ エアウェイズ(BA)・カンタス航空(QF))特典航空券の予約・発券に対して発券手数料(税込2,160円)が徴収されます。

ANAに比べるとJALの予約システムはだめだめで電話しないとどうにもならないこともあるというのに発券手数料はひどいと思いました。

逆によくなった点は、2015年4月1日より往復の半分のマイル数で片道利用が可能になったことです。ただし、電話予約に限るとのことで、発券手数料が必要になります。

2015年4月1日よりJAL国際線特典航空券の新規手配が日本地区では第一区間出発の前日12:00(日本時間)まで申し込み期限が延長になりました。これまでは4日前の12:00でした。ただし、これも電話予約限定なので発券手数料が必要になります。

他にもあれこれありますが、私にはあまり大きな影響はありません。米系のマイレージプログラムの改悪に比べれば、日系はまだまだ良心的だと思います。

これくらいの改悪に止まっているのはJALとANAの間に競争があるがゆえでしょう。大手二社による互角の競争が国民に利益をもたらしていることを自民党と国土交通省は強く認識すべきだと思っています。どちらかへのえこひいきはよくないです。

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