2014年4月11日金曜日

確定申告をすると損をする?(ふるさと納税にご注意)

昨年度末に確定申告をして疑問に思ったことがあったので、税務署の相談窓口に尋ねてみました。その疑問というのは、例えば課税所得500万円のサラリーマンが副業で10万円の雑所得を得ている年に確定申告をすると損をしてしまうのではないかということです。

課税所得が500万円だと所得税の税率は20%です。しかし、副業の支払調書を見ると10%の源泉徴収がすでになされています。副業の雑所得が20万円以下なら確定申告をする必要は本来ないのですが、例えばふるさと納税をしたので確定申告をすると、副業の雑所得について税率の差分だけ追徴されて損をしてしまうのかなと思いました。

この疑問の答えはやはり、20-10=10(%)というような単純計算にはならないものの損をするということでした。ふるさと納税が大ブームですが、所得税・住民税の軽減を受けるためには確定申告が必ず必要です。そうなると、これまで10%ですんでいた雑所得に対する所得税が20%になり、その分は追徴されてしまうということも考えなければならないということです。

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