2014年4月12日土曜日

JAFに年会費を払う価値はあるのか?

車のキーの閉じ込みなどでJAFのお世話になったことのある人は多いのではないかと思いますが、今どきの車はリモコンで施錠・解錠をするのでキーの閉じ込みは起こらなくなりました。もちろんキーの閉じ込み以外のトラブルも起こりうるわけですが、入会金2,000円、年会費4,000円はロードサービスの年会費としては法外に高いと思います。


ロードサービスは自動車保険にもついています。ついていない自動車保険もありますが、ついているものを選んだ方がいいのではないかと思います。私が入っているはSBI損保は車両保険をつけて年間保険料がわずか2万円なのにロードサービスがついています。ENEOSカードにもロードサービスがついており、ENEOS Sカードなら年会費も実質無料です。

SBI損保の自動車保険のロードサービスは最寄りの指定修理工場まで距離無制限でレッカーサービスが無料で、JAFやENEOSカードの15kmに比べて圧倒的に有利です。ENEOSカードはともかく年会費を払っているJAFの15kmというのはあまりにひどいです。これではちょっと郊外で車が故障したら莫大な超過料金を払わなければならなくなります。JAFの超過料金は1kmごとに720円なので、SBI損保なら無料の50kmの場合、JAFだと720×(50-15)=25,200円となります。

JAFならロードサービスが必要なときに急行してもらえるというのは幻想で、拠点から離れた遠隔地では提携先の業者が対応することになります。そのような業者から「今日は忙しいので行けません」と言われたという話もあります。

JAFのサービスで唯一おもしろいのはアメリカのAAAとカナダのCAAとの提携です。AAAはモーテルの割引などの特典もあり、アメリカでドライブをするときはかなり役立ちます。昔はJAFの会員証にAAAのロゴが入っていなかったので、アメリカで使おうとしても「何これ?」と言われて困ることがあったのですが、ロゴがあればなんとかなりそうです。

結論としては、国内外の会員優待などロードサービス以外で毎年確実に年会費の元を取っていないならJAFはさっさとやめた方がいいということです。

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