旅行先でWEBチェックインをしてもプリンターがないので、バーコードの入った搭乗券を印刷できないという問題もあります。モバイルプリンターを持っていたらいいのでしょうけど、唯一使えそうなブラザー製品は全く値段が下がらないので、とても手が出せる価格ではありません。
ただ最近は航空会社がスマホのアプリを用意するようになってきたので、プリンターが必要という状況は変わりつつあります。スマホの画面にバーコードを出せればそれが搭乗券になるという仕組みです。ただ、スマホはいつバッテリーが切れるかわからないし、落としたりして壊れるのかもしれないし、物理的に存在する紙に比べると不安が大きいです。
さて、最近乗りまくっているセブパシフィック航空でWEBチェックインをするとどうなのかについて経験談を書きたいと思います。WEBチェックインのルールはこちらに書かれていますが、出発の72時間前から4時間前までの間に行う必要があります。日本発のフライトの時は念のためご自宅でプリントアウトしておいた方がいいでしょう。
セブパシフィック航空のルールでは、国際線の場合預ける荷物がなくてもバッグ・ドロップ・カウンター(WEBチェックインカウンター)に立ち寄って、パスポートをチェックすることになっています。国内線であれば、そのままゲートに向かってもいいようです。バッグ・ドロップ・カウンターには出発の3時間前から45分前までに行く必要があるので遅れないように気をつけて下さい。
関西空港では下の写真のように2つの列ができています。左側はWEBチェックインをしていない人の列、右側の列はWEBチェックインをしている人の列です。預ける荷物がない人も右側の列に並びます。右側の方が行列が短いのでWEBチェックインをしておけば手続きを早く済ませることができます。多客時はどちらにも長い行列ができていますが、それでもWEBチェックインの列の方が短いので、事前にWEBチェックインをしておくことをお勧めします。
私の席は事前のWEBチェックイン時に3列席の真ん中に割り当てられていたのですが、カウンターのおねえさんが窓側か通路側に変更しましょうか?と申し出てくれたので、大喜びで通路側に変更してもらいました。セブパシフィック航空ではチェックイン時に通路側や窓側に変えてくれないかと希望を言ってもいいようです。カウンターではプリントアウトを見せたのですが、通常の搭乗券をもらえました。
帰りのフライトのWEBチェックインは、72時間前という制約から出発時にはできないので、旅行先ですることになりますが、プリンターがなくてプリントアウトができない人がほとんどだと思います。そういうときは、先に述べたようにセブパシフィック航空のアプリを端末に入れておいて、出発の72時間前になったらアプリからWEBチェックインを済ませればいいです。このアプリではバーコードの表示された搭乗券の画面をファイルに保存できるので、ネット接続がなくても表示することは可能です。
セブパシフィック航空が発着しているニノイ・アキノ国際空港のターミナル3では通常のチェックインの列とWEBチェックイン(バッグ・ドロップ)の列があります。WEBチェックインの列に並べば普通はさくさく進むはずなのですが、ときどき大量の荷物を預けるフィリピン人がいて、通関か何かのためのドキュメントを提示したりして非常に時間がかかっているので、荷物が多い人が並んでいる列はできるだけ避けた方がいいでしょう。
私はお年寄り・体の不自由な人・妊娠している人の列に間違って並んでしまいましたが、行列が前に進んでカウンターに近づいたときにようやくそれに気づいてしまいました。こんな取って付けたような(実際そうなのですが)小さな表示では誰だって見落とします。また行列に並び直すのはたいへんなので、今回はそのまま手続きをしましたが、列に並ぶ前によくよく気をつけた方がいいと思います。フィリピン人はそんな細かいことを誰も気にしていないようでしたけどね。
私はアプリでWEBチェックインをしていたのですが、カウンターでアプリの画面を見せたら通常の搭乗券を渡されました。セブパシフィック航空の国際線ではアプリのバーコードだけで飛行機に乗るということは実際にはないのかもしれません。
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