2015年12月7日月曜日

「いつもニコニコ現金払い」の業務スーパーは日本のコストコの夢を見るか?

日常的に食べる食品はほとんどイオンで買っていたのですが、この前イオンの株を売ってしまい、オーナーズカードも使えなくなったので、イオン以外のお店も見てみようと思いました。行ってみたのは広い駐車場がいつも満杯になっている松江の業務スーパーエブリイ朝日町店です。


このお店はイオンとは違って段ボール箱に入った商品が店内に積み上げられていたりして、ディスカウント店の雰囲気が漂っていました。イオンとは客層も違うようで、お客さんの服装などを見ていると貧困層から中間層あたりがボリュームゾーンになっているように見えました。

お値段の方はイオンより安いものがたくさんありましたが、イオンにはトップバリュがあり仕入れ力も強いので、大手メーカーの加工食品などはイオンよりも安いというほどではなさそうです。一方、肉、魚、野菜や中小メーカーの加工食品はイオンよりも圧倒的に安いものがありました。

イオンのような大型店はクレジットカードだの電子マネーだのと支払い手段も多様になっている代わりに、ポイントを付与したりカード端末を維持管理したりするコストが商品価格に上乗せされています。

一方、クレジットカードやポイント全盛の時代にあえてニコニコ現金払いのみでやっている業務スーパーの実力は侮れません。品質はイオンと同じレベルなのに、イオンの半額くらいの生鮮食料品の価格を見て、やはり余計な手数料のかからない「いつもニコニコ現金払い」が最強なのかもしれないと思いました。

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