2015年12月23日水曜日

Airbnbでニノイ・アキノ国際空港ターミナル3に近いコンドミニアムに泊まってみた

セブパシフィック航空の関西空港発マニラ行き5J827便は深夜(23:50)にマニラに到着するので、そこからホテルまでどうやって移動するかがいつも懸案になっています。マニラではタクシーの運転手があまりに凶悪で、特に深夜はぼったくり度も危険度も最高レベルまで上がるからです。

そこで、セブパシフィック航空の発着するターミナル3に近いコンドミニアムにAirbnbで泊まってみることにしました。ターミナル3の正面に位置するニューポートシティー(Newport City)にはそのようなコンドミニアムがたくさんあります。

ターミナル3からコンドミニアム(Sarasota Residential Resort)まで直線距離だとわずか300mしかありません。しかし、この間には直接つながる道がないので、大きく迂回してリゾート・ワールド・マニラ(Resorts World Manila)の前を通って行く必要があります。この距離を歩くと1.5kmくらいになるので、安全を考えるとさすがに深夜に歩くのは止めた方がよさそうです。



ターミナル3からニューポートシティーへ行くにはパサイへ行く白いAirport Loopというシャトルバス(20ペソ)に乗って途中下車すればいいのですが、このバスは夜11時くらいまでしか運行していないようです。下の写真は昼間に撮影したものです。


そこで、今回期待していたのはリゾート・ワールド・マニラとマリオットホテルへ行く無料の赤いシャトルバスです。リゾート・ワールド・マニラでカジノに行きたいと言ってこれに乗せてもらおうと思っていました。しかし、このシャトルバスも深夜は運行していませんでした。下の写真は昼間に撮影したターミナル3の赤いシャトルバス乗り場です。


結局宿まで移動するにはタクシーに乗るしかありませんでした。ターミナル3の1階には黄色の空港タクシー乗り場があるので、ここからタクシーに乗ることにしました。黄色の空港タクシーの初乗り運賃は70ペソと高いのですが、その代わりに(白色のタクシーよりも)比較的安全とされています。タクシー乗り場の長い行列に30分並んでようやくタクシーに乗り込みました。

タクシードライバーからどうしてこんなに近くなのにタクシーに乗るのかと不思議がられました。スーツケースを持って深夜に歩けるような距離ではないと説明しましたが、それでもまだ不思議がっていました。コンドミニアムまでメーターで86ペソでした。100ペソを渡したら、お釣りも渡さずにさっさと走り去っていきました。これだけ近距離で100ペソもらえたのだから文句はないでしょう。

このコンドミニアムは見かけは豪華なのですが、設計やデザインが古くさく、建築後かなり年数が経っているのではないかなと思いました。部屋は想像以上に広く、キッチンには料理をするための設備は完全に整っていました。エアコンは音の大きな壁に埋め込まれたフィリピンではいつものものでした。インターネット接続ができるのですが、夜間はスピードが遅くてほとんど使いものになりませんでした。







プールは利用しませんでしたが、夜に見学に行ったところ、期待外れの小さなものでした。他にもテニスコートなどがありました。


リゾート・ワールド・マニラは徒歩10分もかからずに行くことができます。ここはカジノとレストランとブランド品のお店があるだけで全くおもしろいところではありません。


リゾート・ワールド・マニラとは逆方向に歩くとメトロ・スーパーマーケットやセブンイレブンなどがあります。



さらにその先にあるロータリーからジプニーに乗ればバクラランやパサイまでわずか8ペソで行くことができます。ただ、この道路はいつも大渋滞を起こしていて移動にはたいへん時間がかかります。ジプニー乗り場は下の地図の場所です。



このコンドミニアムは立地を含めて総じてよいところだったのですが、目の前にある空港までのアクセスが想像以上に悪いということだけが残念な点でした。

追記 後日スタッフに尋ねたところ、ターミナル3からリゾート・ワールド・マニラへ行く赤いシャトルバスは30分ごとに24時間運行とのことでした。深夜は走っているように見えなかったのですが、これは本当なんでしょうかね?

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