2015年12月24日木曜日

現金を拾ったらネコババするよりも警察に届ける方が絶対にお得

先日道端でかなり大きな金額の現金を拾ってしまいました。折り畳まれたお札がむき出しで落ちていたのです。周囲には誰もいなかったし、テレビカメラがあるような場所でもなかったので、そのまま懐に入れてしまおうという悪魔のささやきが聞こえてきてほとんどそうしようかと思ったのですが、やっぱり思いとどまって警察に届けてきました。

警察では書類を作ってくれて控えを渡されました。このまま3ヶ月間落とし主が現れなかったときにはこのお金はいただけるそうで、それならば後ろめたい思いをしながら拾ったお金をネコババするよりも、警察に届けて3ヶ月後を楽しみにした方が絶対にお得だろうと思いました。もし落とし主が現れたときにも5~20%の謝礼をもらう権利があります。私の場合、警察まで時間とガソリン使って出かけたのは多大な損失だったので、最大限(20%)の謝礼を遠慮なく請求させていただこうと思っています。


警察に来る機会などめったにないので、このついでに「100円を拾っても警察に届けないと犯罪になってしまうのですか?」と尋ねてみました。答えは「もちろんそうです」とのことでした。「それでは1円ではどうですか?」と尋ねたところ、やはり「届けて下さい」とのことでした。こんなことで犯罪者になりたくなかったら、たとえ小さなお金でも警察に届けた方がいいということですね。それはお金ではなくモノであっても同じことです。

ただし、携帯電話やカード類は個人情報が入っているので3ヶ月を過ぎてもお渡しできないとも言われました。携帯電話の個人情報など消せばいいのだから、3ヶ月を過ぎたら届けた人にあげたらいいのにと思ってしまいました。そうでないと、iPhoneを拾ったとしても届けてくれる人はなかなか現れないということになってしまいます。それこそが高価な携帯電話を落とした人にとっていちばん不幸な話です。

さて、落とし物を駅の構内で拾った場合は駅に届けていますが、その場合も警察に届けた場合と同じように謝礼をもらうことはできるのかという疑問が思い浮かびました。その答えはこちらに詳しく書かれていますが、警察に届けたときと同じになるようなので、書類の控えをもらって権利放棄だけはしてはいけないと思いました。書類の控えをもらわなければ届けた証拠が残らないので、駅の職員がネコババしてしまう可能性も否定できません。

結論としては、現金などの落とし物を拾ったらたとえ少額でも絶対に警察や駅に届ける(そこでネコババすると犯罪者になってしまう)、そのときには権利放棄はしないと伝えて書類の控えを必ず受け取ることが大切だと思いました。

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