2015年12月28日月曜日

記事はおまけで付録が本命?付録付きの雑誌だけが売れる時代

日本では雑誌や本や新聞が売れていないようですが、景気が悪くなるといちばんに節約したくなるのが、こういう出費だと思います。雑誌はドコモのdマガジンなどで多くが読み放題になっているし、読んだら捨てるだけなのでお金を払って買うのはもったいない気がしますね。書店の立ち読みですませるのがいちばんです。

雑誌を出版する側もそんなことはわかっているので、あの手この手で雑誌を買わせようとしていますが、最近すごいと思うのが雑誌の付録です。付録についているものは100円ショップレベルの商品なのですが、デザインや機能に工夫をして、これなら欲しいと思わせる絶妙なものがついていたりします。豪華付録がついている雑誌のバックナンバーは高値でヤフオクなどで取引されていたりもします。目利きのできる人ならたくさん買い込んで一儲けできるかもしれませんね。

付録付き雑誌は女性誌に非常に多いようですが、女性誌ばかりというわけではありません。先日発売された「デジモノステーション2016年2月号」には無料SIMカードがついていたので買った人は多いのではないかと思います。もうすでにネットではどこにも見つからないような状態です。DIME(ダイム) 2016年02月号には5wayマルチペンがついています。1本のペンで「タッチペン」「ゲーム用ペン」「スマホスタンド」「LEDライト」「ボールペン」の役割をするというものですが、私の心には響かなかったので買うのは見送りました。



MonoMax(モノマックス) 2016年01月号にはBEAMSのBIGレザートートバッグがついています。



こういう雑誌はどっちが本体でどっちが付録なのかわからなくなりそうですが、雑誌に限らずグリコのキャラメルのおまけもまさにそういうものだったと思います。付録で雑誌を売るのももちろんありですが、付録に頼らないと売れない雑誌というのはもはや末期症状と思わずにはいられません。そういう雑誌は近い将来に消えてなくなるだろうなと思っています。

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