2015年10月10日土曜日

住信SBIネット銀行が「スマートプログラム(仮称)」を導入!その傾向と対策

住信SBIネット銀行から「【重要】「スマートプログラム」(仮称)の開始ならびにATM・振込手数料無料回数改定のお知らせ」というメールが先日来ていました。この新しいプログラムがどんなものなのか一言で言えば、住信SBIネット銀行の収益に貢献している預金者を優遇して、そうでない預金者は切り捨てるというものです。私を含む住信SBIネット銀行の多くの預金者にとっては改悪となるものでしょう。

最も大きな変更点はATM利用手数料無料回数と振込手数料無料回数の変更で、以下のように書かれていました。

お引出しの際のATMご利用手数料無料回数と、当社から他行への振込手数料無料回数が変更になります。お客さまの商品・サービスのご利用状況に応じて、お引出しの際のATMご利用手数料の無料回数は月2~15回(すべての提携ATMの合計ご利用回数です)、当社から他行への振込手数料無料回数は月1~15回となります。

新たに導入されるランクを参照すると、これまでと同じように月に3回の振込手数料無料回数を得るためには、ランク2を維持すればいいことになります。


これは実は簡単で、SBI証券の口座を開設して、SBIハイブリッド預金に1円を入金します。そして、外貨預金で南アフリカランドを1通貨だけ買えばいいです(現在のレートで9円)。30歳未満の人なら総預金の月末残高が1,000円以上であるだけでランク2です(笑)。


月に7回の振込手数料無料回数が得られるランク3もそんなに難しくはありません。上記に加えて給与、賞与または年金の振込口座にすればいいだけです。それができないなら、毎月1万円の純金積立をするか、仕組預金に10万円を入れるかでしょうね。そこまでしない方がいいと思いますが、10万円くらいなら仕組預金に入れておいても大きな問題はないでしょう。

住信SBIネット銀行は私にとって必ずしも必要な銀行というわけではないのですが、システムが使いやすくて気に入っています。今回の改悪で口座解約するという人もいるようですが、この機会にランク3を獲得してみてはいかがでしょうか?

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