海外旅行ではどんなに旅慣れている人でも思いがけないアクシデントが起こってしまいます。過去に起こらなかったから今後も起こらないだろうという考え方は間違っています。
海外旅行に行くときは保険に入っておくことが必須です。年に1回くらいしか海外に行かないのであれば、損保ジャパン日本興亜(それにしてもひどい名前ですね)の「off!(オフ)」にでも入っておけばいいと思いますが、2回以上行くなら海外旅行保険が充実したゴールドカード以上のクレジットカードを持っておくのが経済的です。
クレジットカードの保険だけでは心配なので、保険には別に加入しておいた方がいいと思っている方もいるかと思いますが、一般的な海外旅行なら必要ないと思います。クレジットカードの保険だから保険金の支払いを渋られるということもないですね。
クレジットカードの保険で注意すべきは「疾病死亡」という病気による死亡に対応していないことです。しかし、生命保険に入っているなら「疾病死亡」は必要はないでしょう。また、家族を養っていない独身者などは死亡に対する保険にはそもそも意味がないと思います。
さて、私は海外旅行の回数が多いのでクレジットカードの保険を使った経験が何度もあります。幸いここ数年何事も起こっていなかったのですが、今年に入ってブラジル・サンパウロの路上で財布・携帯電話などを強奪され、最近また北京のホテルでノートパソコンの上に缶ビールを倒してしまいました。続けて何度も保険を使っていると保険会社に怪しまれそうで嫌なのですが、起こってしまったものは仕方がないです。
北京のホテルで壊れたノートパソコンの修理代を見積書や領収書を添えて請求したらすぐに保険金が振り込まれました。一人旅で証人がいない事故だったのですが、事故現場の写真や説明を添えて送ったのがよかったのかもしれません。
私がお勧めするクレジットカードはJALのCLUB-Aカードです。なぜかというと、このクレジットカードには携行品損害に免責金額の設定がないからです。通常は免責金額が差し引かれて保険金が支払われますが、CLUB-Aカードだと損害額が満額が支払われます。これはゴールドではないCLUB-Aカードだけの世にも珍しい特典で、その上位あるCLUB-Aゴールドカードでも適用になりません。
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