2014年9月2日火曜日

英辞郎をスマホで便利に使う

私の世代やその上の世代では英和辞典を手垢で真っ黒に汚れるまで使うことが英語上達への道であるという体育会のような英語学習を強いられてきたと思いますが、今どき紙の英和辞典なんて買う人はまさかいないですよね?

文字列から検索することにかけては紙媒体よりも電子辞書が圧倒的に便利ですが、高価な電子辞書端末を買うのは紙の英和辞典を買うよりもお金がもったいないです。スマホを使えば検索できるのだから、今どきこんな端末にわざわざお金を使う理由はありません。実際、電子辞書は海外ではほとんど使われてないですね。

さて、英和辞典については私はもう何年も英辞郎しか使っていません。この辞書は明らかな間違いもたくさん載っているので、そういうのを見分けられる上級者用だろうと思うのですが、英和辞典の有用性では明らかに「数は力」であり、これに勝るものはないでしょう。

英辞郎の弱点である内容の間違いも新しい版では訂正されていることがあります。例えば、「美術館」を調べると「museum for fine arts」とあったのですが、最近のものでは「museum of fine arts」になっています。

さて、英辞郎には書籍版とダウンロード版があるのですが、どちらを買った方がいいのでしょうか?こちらの情報によると、書籍版は3,024円(税込)、ダウンロード版は2,138円(税込)で、辞書の内容が常に最新になっているダウンロード版が有利だと言えます。とはいえ、インストーラーがついている書籍版のお手軽さも捨てがたいです。


私はずっと惰性で英辞郎の書籍版を買い続けています。ダウンロードしたファイルというのは、パソコンやハードディスクを買い替えたりしたときに、しばしばなくしてしまうのが難点です。物理的なメディアがあればなくなりません。しかし、ダウンロード版でもういいかなと最近は思っています。

英辞郎のハイライトは日本でも海外でもどこにいても調べたいときにさくさく調べられるスマホ(辞書を端末に格納したオフライン状態)で使うことなのですが、Android版の有料アプリをわざわざ買う必要はありません。aDiceという無料アプリ使えば、書籍版やダウンロード版の辞書ファイルを使ってスマホで使うことができます。Android端末へのインストールや設定の方法はきわめて簡単で、こちらを参照されてはいかがかと思います。

使ったことはありませんが、iPhone版にはpdicoEBPocket Professionalなどがあるようですね。残念ながら無料ではないので、i英辞郎を買う方がいいのかもしれないです。

0 件のコメント:

コメントを投稿