2016年1月25日月曜日

散財生活と海外旅行?BOSEサウンドを体験してみた

このところ、いい音の探求にはまってしまってヘッドホンやイヤホンを次々に買いまくっています。このブログのタイトルは「散財生活と海外旅行」に変えた方がいいかもしれません(笑)。

さて、飛行機によく乗る人の間で人気のオーディオと言えばBOSEです。飛行機のゴーという音を消してくれるノイズキャンセリングヘッドホンQuietComfortシリーズはあまりに有名ですね。私も(マイルで)ANAのビジネスクラスに乗ったときに体験したことがありますが、確かに静かでよかったです。

BOSE製品を買うなら公式サイトであるボーズ・オンラインストアで買った方がいいと思います。なぜなら商品の到着から30日以内であれば返品ができるからです。高い買い物なのでいざというときのために返品できるお店から買った方がいいでしょう。もちろん、東京など都会に住んでいて買う前に試聴できるところがあるならば、納得できるまで試聴してから購入すればいいですね。

BOSE製品は価格統制が厳しいのか安売りしているところを見つけるのは非常に難しいです。しかし、Yahoo!ショッピングのボーズ・オンラインストアを使えば、Yahoo!ショッピングのポイント還元でBOSE製品をお得に買うことができるし公式ショップなので返品することもできます。私もこのお店で「Bose SoundLink on-ear Bluetooth headphones ボーズ サウンドリンク オンイヤー ブルートゥース ヘッドホン」を買ってみました。


このヘッドホンはBluetooth接続ができるのですが、高音が伸びないこもったようなサウンドに非常にがっかりしました。ただ、その後も使い続けていたら音がよい方向に変わってきたように感じられました。このようなオーディオ機器はエージングという振動板が音声信号の振動にこなれてくるプロセスを経て次第によい音になっていくそうです。音が変わってきたように感じられたのは明らかにエージングのせいでしょう。

その後も使い続けているうちに、このヘッドホンはBluetoothを使わずにケーブル接続すれば決して音は悪くないということ、SONYのポタアンPHA-2にケーブル接続することでいちだんとよい音になることもわかりました。どうしようもなく音が悪かったのはBluetooth接続のせいであることが確認できました。



それでも、Bluetooth接続時のどうしようもない音質は決して納得できるものではなく、ケーブル接続時でも先日購入したエレコム製品より少し上というくらいのレベルです。それだけエレコム製品の完成度が高いと言えるのでしょうが、BOSEのオーディオ機器は価格の半分がブランド料になっていることの裏付けでもあります。

後で調べてわかったのですが、BOSEのBluetooth接続の音がここまで悪いのはaptXというコーデックに対応していないせいのようですね。Bluetoothはデータを圧縮して転送するので、コーデック次第で音が変わってくるのです。最も音がいいと言われるLDAC対応はSONY製品くらいしかないようですが、せめてaptXで接続しないといい音は出ないでしょう。職人気質のBOSEのモノ作りはおもしろいと思いますが、昔気質の技術者が新時代の技術に対応できなくなっているように思われます。

さて、このBOSEのヘッドホンを返品してもっとよいBluetooth対応のヘッドホン(MDR-1ABT)を買いたいところですが、あまりに格好良すぎて一生の宝物にしたいと思ってしまうところがBOSE製品の魅力と言えそうです。このまま使い続けるか、返品するかまだ迷っています。

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