2016年1月1日金曜日

ドラッグストアでは薬を買ってはいけない!?

日本中にドラッグストアが乱立していますが、松江のような田舎でもツルハグループのウェルネスがそんなに需要があるのかと心配になるほどあちこちに見られます。ここは貯まりにくいポイントカードが鬱陶しいので好きではなかったのですが、最近コスモスという新たなドラッグストアがオープンして人気を集めています。


コスモスは「ディスカウントドラッグ」と自ら名乗っているだけあって食品は安いように見えます。松江にできたコスモスのお店では、豆腐29円、納豆3パック48円、もやし18円、うどん等生麺16円(すべて税込)といった感じです。この安さの秘訣は業務スーパー同じく、ポイントカードがなくクレジットカードも電子マネーも使えないニコニコ現金払いの潔さかなと思います。


コスモスに限らずドラッグストアの食品はほとんどが採算度外視で売られている客寄せ商品のように見えます。その証拠に、コスモスの16円の生麺は6個以上買う場合は28円と小さな文字で書かれています。18円のもやしは4個以上買うと38円になってしまいます。こういう商品をえさにお客さんをお店に呼び込んで、利ざやの大きい薬や健康食品を売り込むのが、ドラッグストアのビジネスモデルなのでしょう。そういうわけでドラッグストアでは薬は買わずに、客寄せの食品だけを買った方がいいのです。

それでは風邪をひいたときに薬をどこで買えばいいのでしょうか?私は風邪薬は飲まない方がいいと思っています。薬にできることは喉が痛いとか咳が出るとか熱が高いといった症状を緩和するだけで風邪そのものを治すことではありません。それゆえに風邪を治す薬を作ったらノーベル賞とも言われているほどです。風邪をひいたら無理をせずにしっかり休んで体力を回復させるのがいちばんですね。

ドラッグストアで売られている薬や健康食品などの高額商品には、その効果が怪しいお守り程度の効き目しか期待できないものがそれはそれはたくさんあります。そういうものには手を出さないことが最大の節約になると思っています。

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