インドネシアでまだ行ったことのないスラウェシ島やロンボク島へ行ってみたいと思っているのですが、2014年7月3日よりインドネシアのアライバルビザ(空港到着時に取得できるビザ)の料金が突然25ドルから35ドルに値上げされました。
インドネシア(バリ島含む)へ行かれる方は35ドル分のUSドル紙幣をお釣りのないように持って行きましょう。ただし、1ドル紙幣は断られることがあるので注意して下さい。インドネシアの空港職員には賄賂を要求する人間のクズがいっぱいいるので、無事に入国するまでは難癖をつけられる隙を与えないようにしたいです。
さて、アジアのほとんどの国で日本人はビザを免除されているのに、どうしてインドネシアはビザが必要なのかと疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?
実はインドネシアでもかつては日本人観光客はビザを免除されていたのですが、インドネシアの財政難により収入源を増やしたいということで、日本人観光客に対してもビザが導入されました。要するにインドネシアはビザでお金を稼ごうとしたのです。
そんなことをしたら日本人観光客が減ってインドネシアの観光産業が打撃を受けるという声も当時もちろんありました。しかし、本来ビザというのは国と国の間の相互免除が原則です。インドネシア人が日本へ行くときにはビザを要求されるのに、日本人がインドネシアへ来るときはビザがいらないのは不公平という意見に押されてしまいました。
ビザは相互免除が原則なのに、例えば日本人が中国やフィリピンへ行くのにはビザがいらないのに、中国人やフィリピン人が日本へ来るのにはビザが必要です。それはなぜかと言うと、中国やフィリピンが一方的にビザなしで入国できるという最大級の特権を日本人に対して与えてくれているからです。
もちろん、自国の経済のためにも多くの日本人観光客に来てもらいたいという意図がビザ免除の根底にあります。実際に日本のような経済力のある国は世界中ほとんどの国でビザ免除の特権が与えられています。本当にありがたいことですね。
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