2016年2月25日木曜日

世界最強のニセモノ大国・中国を旅行するときに必携のブラックライト

新幹線のニセモノまで走っている世界最強のニセモノ大国・中国を旅行するときには偽札対策が欠かせません。なぜなら、中国ではすでに国中に偽札が蔓延していて、特に高額紙幣の100元札や50元札では偽札がたびたび発見されているからです。20元の偽札もあるそうです。銀行のATMからも日常的に偽札が出てくると言われるほどなので全く油断がなりません。

中国で偽札を掴まされたときにバカ正直に警察に持ち込んだりすれば没収されるだけです。誰かにその偽札を掴ませないと自分が損をすることになります。日本だと偽札を行使すること自体重大な犯罪行為ですが、偽札があふれた中国ではただ受け取ってもらえないだけで終わりです。中国では15億の人民による壮大なババ抜き大会が繰り広げられているのです。

日常的に中国のお札に触れていない私たちが偽札を見分ける力は中国人の1/100もないのではないかと思います。そんな私たちにできる偽札対策はブラックライトという紫外線を放射するライトを持っていくことです。ブラックライトによる偽札の判別方法は、紫外線を照射することでお札の上にある隠れた文字が浮き上がってくるという簡単なものです。実際、中国に行くと商店のレジにはブラックライトがふつうにあります。

私が購入したブラックライトはe-LIGHT SHOPのPW-UV343H-03Lというものです。ノーベル賞クオリティーの日亜化学工業製UV-LED搭載です。とてもよいものだったので、一家に一台くらいあってもいいのではないかと思います(笑)。


私は大量に中国のお札を持っているので、早速手持ちのお札のすべてにライトを照射してみました。すべてのお札で額面の数字が浮き上がってきて、偽札とわかるものは(残念ながらw)一枚も見つかりませんでした。5角札には浮き出てくる数字はないようでした。








さて、中国の一部の偽札は非常に精巧にできていて、ブラックライトを使っても判別できないとも言われています。それゆえ、ブラックライトによる偽札判定も万全ではないと言えるでしょう。ただし、ブラックライトで判別できないような精巧な偽札は、実際のところたいていのところで受け取ってもらえるので、それが偽札であっても現実的な問題はないということになります。そういうわけで、中国旅行のお供にブラックライトは欠かせないのです。

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