2015年4月25日土曜日

年間10万円以上の節約が見込めるドコモからMVNOへの移行プラン

ドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」は、ほとんど通話をしない私には大損になるのでとてもではないですが使えません。しかし、Xi契約のままでは月々サポートが使えないので、新しい端末を手に入れることもできないという出口のない厳しい状況に追い込まれています。


ドコモからMVNOのデータプランへの移行を真剣に検討していたのですが、MVNOに移行してドコモのアカウントがなくなってしまうとLINEの年齢認証ができなくなるというのが最後の最後で引っかかっていました。LINEで年齢認証ができないと、ID検索ができないという不都合が生じます。少なくとも、SMSを使えるようにしておかないとLINEの認証番号すら取得できなくなります。

もう一つ引っかかっていたのが、ドコモの利用歴が7年9ヶ月あって、ドコモを10年以上利用すれば割引があるので、これをリセットするのはもったいないかもというものです。ドコモポイントもたくさん貯まっていて、これを急には使い切れません。しかし、このような問題を一気に解決できる方法を教えてもらい、早速実践してみようと思っています。

それがどういうものなのかと言うと、ドコモのXi契約をFOMA契約に戻してしまうというものです。もう覚えている人も少ないと思いますが、FOMA料金プランにはお得なバリュープランがあります。タイプSSバリューだと基本使用料が1,864円/月ですが、ファミ割MAX50やひとりでも割50を使うことで半額の934円/月にすることができまし。しかも、1,000円分の無料通話がついているので、これを使い切れば実質的に維持費はタダということになります。

例えば、MVNOのIIJmioでも音声通話ができるプランはデータ通信専用プランよりも税抜700円高くなるので、それを思えばドコモの回線を残す方が確実にお得になるでしょう。

私の場合はドコモのXi契約の2年縛りが2015年8月まで残っているのですが、これならば税込10,260円の解約金も発生しません。端末代金のローンはすでに完済して残っていません。この方法ならばドコモの電話番号やドコモIDは残るし、LINEの年齢認証はできるし、LINEの認証番号も取得できるし、貯まっているドコモポイントも残ります。ただし、Xi契約からFOMA契約への変更には3,240円の手数料がかかります。

ドコモのXi契約をFOMA契約に戻すには一つハードルがあります。バリュープランを使うには対象機種を購入しなければならないのです。しかし、これにも抜け道があって、技適マークがあって、ドコモで発売された以外の機種で、FOMA回線に接続できる機種を持ち込めばバリュープランを契約できるとのことなのです。これについての詳細はこちらをご覧になって下さい。私はSIMフリー(海外版)のiPhone 4を持っているので、これを使えばFOMA契約ができます。

FOMAカードを入れたiPhone 4は自宅か職場に置きっ放しにしておいて、ふだんはMVNOのSIMカードを入れたスマホを持ち歩いて使うようにします。これまで使っていた電話番号はあちこちに登録しているので、これを完全に失うのは心配がありますが、こうしておけば時々着信を確認すればいいことになります。これを将来MNPの弾にするのもありでしょうね。

さて、MVNOの方をどうするつもりかと言うと、IIJmioのファミリーシェアプラン(10GB)かIIJをMVNEとしているBIC SIMのファミリーシェアプラン(10GB)がいいのではないかと思います。これらのファミリーシェアプランではSIMカードを3枚持つこともできます(SIMカードの発行手数料は契約と同時なら無料です)。BIC SIMにはWi2(ワイツー) 300の無線LANが利用できるので、その分お得になります。データ通信専用のファミリーシェアプラン(10GB)は税抜2,560円/月です。


音声通話はどうするのかというと、フュージョン・コミュニケーションズのIP-Phone SMARTを使います。これなら050番号を月額無料で持つことができます。携帯電話で使うIP電話ではNTTコミュニケーションズの050 plusが有名ですが、こちらは税込324円の基本料金がかかるのが難点です。IP-Phone SMARTの方がいいですね。


IP-Phone SMARTも発信には使わずに、できるだけSkypeを使うようにすればほとんど通話コストもかかりません。090や080の電話番号でないと格好悪いと思う人もいるかもしれませんが、私はそんなのは全然気にしていません。

これによってどれだけスマホの運用コストを下げられるのかと言えば、私の現状では7GBのデータ通信で税込7,284円/月かかっているのが、10GBのデータ通信が税込2,764円+ユニバーサルサービス料が2円×3+ドコモ回線が税込1,009円で合計で税込3,779円/月ですむことになります。


実はドコモの料金は月々サポートが使えるカケホーダイにすると税別2,700円/月がかかるし、10GBのデータ通信ができるシェアパックは税別9,500円/月なので、税込13,176円/月にもなります。結局、ドコモを止めることで毎月1万円近く節約できることになり、年間でも10万円の節約は堅いと思っています。

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