2014年8月23日土曜日

祝・山口線が約1年ぶりに復旧

昨年の大水害で不通になっていた山口線の地福~津和野間が本日(2014年8月23日)に開通しました。この区間が不通になっていたため松江から福岡に行くのがたいへん不便になっていました。(ちなみに、同じく不通になっていた山陰本線の須佐~奈古間も2014年8月10日に開通しています。)

松江-博多間は松江から新山口までは特急スーパーおき、新山口から博多まで新幹線のルートが本数は少ないものの、松江から岡山まで特急やくも、岡山から博多まで新幹線のルートよりも圧倒的に安いのです。


この区間が不通になっている間は地福~津和野間には代行バスが走っていました。しかし、特急スーパーおきが津和野止まりで新山口まで行かなかったため、特急が使えずたいへん不便な思いをしていました。これでようやくつらい夜行バスに乗ったりぼったくりの飛行機に乗ったりしなくてもよくなります。

しかし、不通区間の開通に私は手放しで喜んでいるいわけではありません。もし新幹線が水害で不通になったら3日間で仮復旧していたのではないかと思われるのに、こういう地方の鉄道だと1年も放置されるのだなと非常に残念に思ったからです。JR西日本は山陰のローカル線にはほとんどやる気がないようです。

この2路線の復旧に誰がどれだけお金を出したのかにも興味があるのですが、これに関しては全然ニュースにはなっていませんね。JR西日本が100%払ったのならありがたいことですが、税金で相当補填されたのではないかなと思っているのです。

ところで、復旧を記念して「山口・萩・津和野フリーきっぷ」が発売されているそうです。この切符は2人以上のグループ客を対象にした割引切符で、山口・萩・津和野エリアのJR線などが自由に乗り降りできるフリーエリアが設定されています。フリーエリア内では特急の自由席も利用できます。

この切符はさらに出発駅から新山口駅、または厚狭駅まで山陽新幹線の普通車指定席が利用できる往復切符がセッ トになっています。

お時間のある方はぜひともこの切符で島根県に遊びに来て下さい。萩・津和野と言われますが、萩は山口県で津和野は島根県にあるって知ってました?

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