イオン株を100株以上持っていると3~7%のキャッシュバックが受けられるので、イオン株は代表的な株主優待株として知られています。私もキャッシュバック目当てに100株だけ持っていたのですが、昨年秋に株価がかなり高くなっていたので、利益を確定するために売ってしまいました。
イオン株の保有がなくなったのでもうキャッシュバックはもらえないと思っていて、オーナーズカードにハサミを入れて捨ててしまいました。それ以降はもちろんイオンで買い物をするときにオーナーズカードは使っていません。ところが先日、ないと思っていたキャッシュバックの案内が郵便で来ていて驚いてしまいました。実はイオンの株を売ってしまってもキャッシュバックの権利は継続していたので、オーナーズカードはそのまま使い続ければよかったのです。
キャッシュバックの案内によると、2015年9月1日から2016年2月29日までがキャッシュバックの対象期間になっていました。買い物の履歴を見ると2015年10月の終わり頃までしか記録がないので、この時期にイオン株を売ってオーナーズカードを破棄してしまったようです。2016年2月29日までオーナーズカードを使っていればキャッシュバックは大きな金額だっただろうにと思われ、オーナーズカードを捨ててしまったのは痛恨と言えます。
イオン株式会社株式グループ(043-212-6012)に問い合わせてわかったことは、たとえイオン株の保有が一時的になくなったとしてもオーナーズカードを捨ててはいけないということです。なぜなら、株主の名前や住所といった情報を照合することで、次の権利確定日に新しい株主が過去に株主であったことがわかった場合には新たなオーナーズカードは発送されないからです。
私は2016年2月末の権利確定日にイオン株を再び持っていて、その後株価が上がってもうかったのでまた売却しています。つまり、今の時点ではイオン株を持っていないのですが、オーナーズカードでキャッシュバックを受けられる状況にあります。そういうわけで、オーナーズカードの再送をお願いしたところ、ゴールデンウィーク明けには発送してもらえるという返事をいただきました。
今度イオン株が暴落したらまた買いたいと思っており、日本の株式市場がクラッシュするのを今か今かと楽しみにしています。イオン株はキャッシュバック用と売買用の両方を持っていた方がよさそうです。
追記 イオンの株をすべて売却してから権利確定日を一度でも過ぎると、オーナーズカードは新たに発行されることになります。上記の話は権利確定日と次の権利確定日の間に売買して場合の話です。この場合でも、異なった証券会社で売買したり登録した住所の表記が微妙に異なっていたりして照合がうまくいかなかった場合はオーナーズカードは再発行になる場合があるそうです。
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