2013年9月7日土曜日

海外旅行時の両替をどうするか?

海外旅行に行くときは渡航国の外貨の入手が不可欠です。日本の銀行で両替している人をたくさん見ますが、日本で両替するよりも渡航先で両替した方がレートはたいていの場合いいです。それなのに、たくさんの人がぼったくりの日本の銀行で両替しているのには驚くばかりです。

日本の銀行で両替していいのは需要が多くスプレッドが狭い米ドルくらいでしょう。それ以外の通貨は日本で両替する理由が見つかりません。米ドルを両替するなら、アメリカに行くときは20ドル以下のお札に、それ以外の国なら基本的に100ドル札がいいと思いますが、日本円から直接両替できる国ならそれも不要です。

海外に持って行くお金にはトラベラーズチェックというものもありますが、これはさすがにもう時代遅れなのではないでしょうか?今どき、こんなものを持って行く必要はないでしょう。手数料は取られるしどこででも使えないしで不便極まりないです。

アメリカ以外の国、特にヨーロッパなどの先進国で最も有利な外貨調達の方法はクレジットカードを使ったキャッシングです。キャッシングは金利がかかるのでなんとなく嫌だと思っている人も多いかもしれませんが、この低金利時代ならばたいていの場合両替よりも圧倒的に有利なのです。もちろん、私も金利を払うのは大嫌いなので、繰り上げ返済をすることで金利は毎回10円くらいしか払ってないです。

クレジットカードでキャッシングするときは、繰り上げ返済ができるカードで、繰り上げ返済のときにATM手数料などがかからないカード、あるいはネットで無料で繰り上げ返済ができるカードを使わないといけません。私のお勧めは楽天銀行セディナカードです。このカードは、これらの条件を満たしています。

楽天銀行セディナカードは年会費が2,000円と高いのが難点ですが、私がこのカードを作ったときは年会費は無料で、幸い今でも無料が継続しています。これと同じセディナカードを探せば、年会費が無料で同条件のカードが見つかるのではないかと思います。私は海外でキャッシングしたら、帰国前に海外からネット(ペイジー)で繰り上げ返済して金利を最小限に抑えています。楽天銀行セディナカードならペイジーの手数料も無料です。

アメリカ以外の国で、アジア諸国の場合は日本円が強いので、レートのいい両替屋を探して、日本円から直接両替するのがいいと思います。例えば、タイの場合はバンコクのスーパーリッチ1965(スーパーリッチオレンジ)、スーパーリッチ・タイランド(スーパーリッチ緑)、サイアムエクスチェンジあたりが御三家です。

スーパーリッチ1965はあちこちに支店がありますが、レートのいい本店(下の写真)に行くのが基本中の基本です。日曜日・休日は本店でもレートが悪くなるので、平日のオフィスアワーに行く必要があることはバンコク通にもあまり知られていないようです。


さて、みなさんは海外旅行が終わったら余った外貨をどのようにしてますか?日本円に両替するのは最悪なので、それだけは止めた方がいいです。私は両替が困難なマイナー外貨は米ドルに両替し、それ以外の外貨は再両替はせずにそのまま日本に持ち帰っています。

日本に持ち帰った外貨は次回の訪問時に使っていますが、そういう機会がない場合はバンコクのスーパーリッチ1965などに持って行って両替しています。ここならば先進国や産油国、アジアの主要通貨は世界最高水準のレートでタイバーツに替えられますから。

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