空港や駅などの荷物の一時預かりも油断がならないです。私は一度ロンドン・ヒースロー空港で鍵をかけてなかったかばんから携帯電話を抜かれたことがあります。バックパックにも南京錠をかければいいように思われるかもしれないですが、3桁の番号の南京錠は総当たりで30分以内に開けられてしまうということを忘れてはいけません。
いちばん不安なのはホテルかもしれないですね。清掃係の人が貴重品を抜き取るというのは残念ながらよくあることです。私は経験したことがありませんが、満員のバスや地下鉄車内でバックパックをナイフで切られて貴重品を抜かれるというのもありがちな事件です。
スーツケースならこういう問題に対しては比較的安全だと思います。泥棒も開けるのが難しそうなスーツケースは盗むのを止めておこうと思うはずです。少なくとも私が泥棒だったらそうします。
これだけのことを考えて海外旅行にはスーツケースを使っていますが、最近ジェットスター航空国際線に乗って機内持ち込み手荷物の7kgという重量制限があまりに厳しいことに驚き、これでは器の重量が大きくなるスーツケースは使えないと思いました。そういうわけでバックパックの購入を検討していました。購入の候補になったのは最近流行っているバートンとモンベルです。
バートンのバックパックは色が斬新でとても美しいと思いました。これなら日常的な使用にもよさそうですね。
モンベルは高品質の割に手頃なお値段だと思うのですが、価格を調べていると同社のオンラインストア、楽天に出店しているたくさんのお店、Amazonなどの販売価格がほとんど横並びでした。おそらくは販売店に値引きしないように圧力をかける価格統制が行われているのでしょうね。公正取引委員会は何をやっているのでしょうか?ただ、モノの品質はよさそうなので、山登りに行くならモンベル製品を買いたいと思います。
結局購入を決めたのはコールマンのバックパック(30L)でした。ナチュラム楽天市場店でぶっちぎりで安い価格で販売されていたからです。売り切れる前に早く買った方がいいかもしれません。サイズは53cm×32cm×22cmとあまり大きくはないのですが、これ以上のサイズになると、ジェットスター航空国際線の機内持ち込み手荷物の制限(56cm×36cm×23cm)をオーバーしてしまいます。
届いた実物を見てみると、質感はとてもいいのですが、ホームセンターで売られているちょっと大きめのバックパックとサイズは同じくらいでした。30Lのバックパックで海外旅行に行くのは容量的にちょっと心許ないです。
ちなみに、コールマンは2015年3月に公正取引委員会の立ち入り検査を受けたそうで、この業界では販売店が値引きしないように圧力をかけるのが状態化しているのではないかと思われますね。
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