飛行機に乗る機会が多いこともあり、germanwingsの墜落事故に衝撃を受けています。どうすれば、航空機事故を避けられるのかは私にとっては重要な課題です。
航空事故に遭遇しないために私たちにできることはせいぜい事故の確率が低い航空会社を選ぶことでしょう。といっても、安全な航空会社の航空券は一般的に高いので、めったに起こるわけでもない事故のために、そういう航空会社だけを選ぶのは現実的に難しいです。
航空会社の安全性の判断には、AirSafe.comやAirline RatingsやJACDECのデータが参考になります。これらの情報や自分自身の経験なども総合して、私が考える今は乗らない方がいい航空会社の中で日本人がよく利用しているところは以下です。
1. 中華航空
台湾の航空会社は総じて安全度が低いです。(ただし、エバー航空は今のところ無事故で踏みとどまっています。)中華航空の飛び抜けた事故の頻度は、統計値を参照するまでもなく誰もが知っている通りで、これに異論は出ないと思います。最近立て続けに重大事故を起こしたトランスアジア航空ももちろん乗りたくはないですね。
2. マレーシア航空
2014年に立て続けに重大事故を起こして、経営状況も危機的になっています。空席を埋めるために激安のビジネスクラス運賃も出ていますが、どんなに航空券が安くても今は乗りたくはありません。
3. ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)
近年路線網を急拡大している航空会社で中東・アフリカといった日本の航空会社が手薄な地域を網羅しています。この航空会社の事故の多さは統計値にも出ている通りで、安全面での信頼性は低いと思います。スタッフの仕事ぶりを見ても、航空会社大手の中では世界最低レベルと思っており、安全性を考えるとここはお勧めできません。
4. エアアジア
安全面で信頼できるLCCだと思っていましたが、昨年エアアジア・インドネシアが起こした事故は衝撃的でした。この事故の原因はまだ完全には明らかになっていません。その後もたびたび航空券のセールが行われていますが、どんなに安くても当分の間乗りたくはない航空会社です。
5. 大韓航空
台湾と同じく韓国の航空会社も総じて安全性が低いと思います。アシアナ航空や他のLCCも大韓航空とあまり変わらないでしょうね。韓国に行くたびに韓国社会、韓国人の安全意識の低さには驚いており、どんな事故が起こっても不思議はない国です。
6. ガルーダ・インドネシア航空
インドネシアも航空事故の非常に多い国で、フラッグキャリアのガルーダ・インドネシア航空ですら例外ではありません。インドネシアの航空会社はできるだけ利用したくないですが、広大な島国なので、国内を移動するにも飛行機に乗らざるをえません。インドネシアではLCCのライオン航空が急成長していますが、これに乗るくらいならまだエアアジア・インドネシアを使いたいです。
7. ノックエアー
タイ国際航空の子会社の格安航空会社ですが、日本ではニュースにならない程度の小さな事故を何度も起こしています。機材の不具合による欠航も日常的に起こっており、この会社は本当に大丈夫なのかと心配になります。タイの航空会社は総じて安全に対する意識が低く信用がなりません。タイでは鉄道やバスなどすべての乗り物が危険なので、どうしようもないんですけどね。
私もこういう航空会社はできるだけ避けるようにしていますが、航空券の価格やフライトのスケジュールなどでやむを得ないときには時々利用しています。
一方、安全度の高い航空会社は統計値を参照すると以下のところだと思っています。ただ、これまで事故がなかったことで将来も事故が起こらないことが保証されるわけではありません。こういう航空会社の飛行機に乗って事故に遭ったら運が悪かったと思うしかないでしょう。
1. カンタス航空
2. ジェットスター航空
3. フィンランド航空
4. オーストリア航空
5. カタール航空
6. エミレーツ航空
7. イージージェット
8. エティハド航空
9. エバー航空
ANAも統計的な数値はいいのですが、最近の胴体着陸やら背面飛行はかなり深刻な状況だったと思います。JALもそうなのですが、日本の大手二社は油断がならないと思っています。
航空事故に絶対に遭わないようにするには飛行機に乗らないこと以外ありません。確かなことは、飛行機に乗れば乗るほど航空事故に遭遇する確率は上がるということです。
飛行機にマイルを貯めるために乗るとか上級会員の資格を獲得・維持するために乗るといったいわゆる「修行」は航空事故に遭遇する確率が上がるだけなので止めた方がよさそうです。私も昔そういうことをやってましたが、今では陸マイルの方が何倍も貯まるので、無駄に飛行機に乗るのはもう止めました(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿